2019年09月03日時点の記事です。
青森競輪場開設69周年記念「みちのく記念競輪 善知鳥杯争奪戦」は9月5日~8日の日程で開催される。今シリーズは関東勢の層が厚い。平原康多、武田豊樹のS班2名に吉田拓矢、木暮安由で強力な布陣を敷く。迎え撃つ北日本勢も地元の新山響平をはじめ、ワールドクラスのスピードがある渡邉一成とそろっている。さらに昨年の当大会覇者である山賀雅仁もいるだけに、熾烈なV争いが繰り広げられるのは間違いない。ファン必見の4日間だ。なお、最終日第6レースにおいてS級ブロックセブンが一発勝負で行われる。こちらも注目だ。
今年は安定した走りは相変わらずながら、なかなか優勝に手が届かなかった平原康多。しかしながら、前期最終戦の6月久留米記念で今年の初Vを飾ると、その後は一戦ごとにスピードの切れが増した印象がある。サマーナイトフェスティバルの準決では、鮮やかなまくりで清水裕友らを破ると、8月西武園記念では沈着冷静な走りで地元記念Vをものにした。さらにオールスターは2315着と決勝に進出。決勝は先制した菅田壱、新田祐、渡邉一、佐藤慎の北日本勢に対し、5番手から最終2角で仕掛けると、新田祐との激しいつばぜり合いに敗れたものの、飲み込むかと思われた迫力満点の脚勢を披露している。今シリーズは関東勢の戦力が充実しているのも平原には追い風と言える。武田豊樹、木暮安由、吉田拓矢と頼れる面々ばかりだ。吉田はサマーナイトフェスティバルの決勝では、平原の前で駆けているし、オールスターの一次予選は力強い先行勝負で木暮とワンツーを決めている。武田は8月富山記念で7カ月ぶりの優出。ようやく復調してきた。木暮は8月小田原記念で準V。好調を維持している。
北日本勢は新山響平、渡邉、藤根俊貴と強力な自力型がズラリとそろった。新山はオールスター9392着、オリオン賞以外は先行している。強豪相手の準決は末脚を欠いて沈んだものの、自分のペースで駆けられた2次予選と最終日は粘り腰を発揮した。まだ地元記念のVはないだけに、今年こそは…という強い気持ちで挑んでこよう。渡邉はさすがのスピードを披露している。8月玉野決勝では宮本隼、桑原、松浦悠の中国勢を上がり10秒9の快速まくりで飲み込み優勝。オールスター1124着、決勝は最終2センターでバックを踏み直線は外へ持ち出すロスが響いたがG前は伸びていた。スピードを遺憾なく発揮できれば圧勝しても不思議ではない。最近の藤根俊貴は2着が目立つが仕掛けは早く、ほとんどのレースで最終バックを取っている。北日本勢のけん引役として期待がかかる。
中四国勢は清水裕友が欠場となったが、追加で太田竜馬が参戦する。オールスターはシャイニングスター賞で失格と悔しい思いをしているだけに、ここで結果がほしい。香川雄介に小川真太郎、桑原大志ら援軍も充実している。
昨年の覇者である山賀雅仁も忘れてはならない。今年はまだ優勝はないものの、8月西武園記念1117着、オールスターでも1勝を挙げていて最近の調子は申し分ない。
機動力抜けた岩本俊介が主役だ。オールスターでの岩本は4走全てバックを取る競走で3713着。“腰が良くなり、しっかり練習ができている。体力もついてきて、最近は長い距離が踏めるようになった”と本人も好調を自覚している。ここもタイミングを逃さず発進し、敵を一蹴する。岩本には大槻寛徳、中村淳で続こう。オールスターでは初戦で落車欠場と体調に不安がある大槻だけに追走までか。
中井俊亮-島野浩司の中近勢も連候補で外せない。中井はオールスターで宮本隼らをまくって1勝しており、組み立て次第では岩本にも対抗できる。
戸田康平に佐方良行がマークして西ラインを形成か。戸田の積極策がハマれば波乱を呼ぶ。
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