シリーズ展望/記者の推しメン 青森 F2 レース情報

2022年05月18日の開催レース情報一覧へもどる

青森競輪 CTC杯

  • LIVE映像
  • 発売
    終了

シリーズ展望・記者の推しメン

2022年05月14日時点の記事です。

青森競輪場 CTC杯

抜けた存在は皆無だ。優勝争いは混迷を極める

泉 慶輔
長田 祐弥
相笠 翔太

 今開催のシリーズリーダーと目されるのは泉慶輔だろう。来期はS級復帰が決まっているし、昨年10月のS級シリーズでは優勝した成田和也の3着に入っており、青森バンクとの相性もいい。今期は失格が2回という事もあり、ヨコの動きは制限されるが、それを補って余りあるタテの威力がある。いかなる展開でも克服して結果を出してくれる事だろう。
 長田祐弥は健在のベテランだ。今期は開催中止となった2月の前橋を除けは9場所を走っているが、優出を外したのは1回だけであり、抜群の安定感を誇っている。レースの流れを見極める能力には長けているし、キツい展開でもモノにできるだけの能力の持ち主だ。
 相笠翔太はS級からの降級組。生粋の自力ではなく、自在という言葉がピッタリくる選手だ。今期は人の後ろを回るレースが増えているが、目標がいなければまくりメインでも動いているし、まだまだタテの威力は衰えていない。一発の捲りは十分にあるはず。
 遠征勢では村上卓茂に目がいく。踏み出しに甘さがあるのは気になるが、付け切ってしまえば決め手を発揮視できる選手だ。中部地区の機動型は心許ないが、近畿地区の西谷岳文、井坂泰誓らが参戦しており、勝ち上がってきて準決で連係する事にでもなれば結果を出してくれるはず。
 他では菅原裕太は目が離せない。直近の岸和田、弥彦、富山を連続で優出を逃し、点数を下げた事により特選スタートできるか微妙な位置にいる。それでもスピードはかなりのモノがあるし、ヨコの強さも兼ね備えており、どんな展開にも対応できる能力がある。ツボにハマってしまえば優勝だって可能であり、シリーズを通して狙ってみてほしい選手の1人だ。

ページの先頭へ戻る