シリーズ展望/記者の推しメン 取手 G3 レース情報

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取手競輪 水戸黄門賞

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シリーズ展望・記者の推しメン

2017年06月01日時点の記事です。

開設67周年記念水戸黄門賞

 取手競輪開設67周年記念「水戸黄門賞」が6月3~6日の日程で開催される。中心は役者がそろった関東勢。別線のライバルたちを地元のエース、武田豊樹を軸に一丸となって迎え撃つ。なお最終日9RにはレインボーカップA級ファイナルも開催される見どころの多いシリーズだ。

武田豊軸に茨城が結束

吉澤 純平
武田 豊樹
古性 優作
石井 秀治
原田 研太朗

 ダービーの一次予選で落車し、鎖骨を骨折した吉田拓矢の出場は微妙だが、それを補って余りある戦力がそろった関東勢が優勝争いをリードする。武田豊樹は4度目の地元記念優勝を狙える状態とメンバー構成。今年は2月全日本選抜、3月ウィナーズカップ、5月のダービーとここまでビッグレースは全て決勝に進出している。ダービー初日には吉田敏洋、三谷竜をねじ伏せるなど自力でも結果を残せているうえに、今シリーズは前に後ろに援軍は豊富。勝てる条件はそろっている。3月大垣記念、3月ウィナーズカップでは2走連続と落車が続いた吉澤純平だが復帰戦のダービーでは影響を感じさせない走りを見せた。ここまでにはさらに上積みできる時間があるだけに、2年ぶり2度目の地元記念にしっかり仕上げてくるか。2月全日本選抜後は振るわなかった芦澤大輔だが、ダービーでは2連対と復調の兆しを見せた。武田、吉澤と同県の心強い味方を援護しつつ、地元戦初優勝を狙う。諸橋愛も条件は同じ。好調維持する差し脚はラインの援護役だけでは終わらない。
 脇本雄太、古性優作と自力型がそろった近畿勢も侮れない。古性はここへ来て走るたびに周囲の評価が上がっている。失格したとはいえ、4月川崎記念2日目の走りは圧巻だった。ダービーでも3勝を挙げるなど、自力も番手もソツなくこなす高い総合力は輪界屈指だ。ここも関東勢にとって脅威の存在となる。ダービーまでは競技とのタイトなスケジュールだった脇本だが、しばらくは競輪に集中できそう。上積みできれば、脇本本来の力強い走りが見られるだろう。
 関東勢にも劣らない戦力を有するのが南関勢だ。自力は石井秀治、松谷秀幸の2枚看板。成清貴之、岡村潤と追い込み陣も充実している。なかでもダービーで敗者戦4連勝した石井の気配が良好。松谷も4月西武園記念で優勝と自在性に磨きがかかっている。昨年末からはじまった南関勢の流れ。大挙して勝ちあがるようなら、ここでも南関のビッグウェーブが別線を飲み込むかもしれない。
 相変わらずパワフルな原田研太朗が中四国勢をけん引する。原田は高知記念、ダービーと新フレームで臨んだが、ダービーでの8828着を受けて、続く松阪から元に戻した。完全優勝こそ逃したが、初日はホーム8番手からまくるなど出足の鋭さは戻ってきた感じだ。
 ウィナーズカップの大敗から積極性を取り戻した新山響平はダービーでも4日間バックを取る力走。惜しくも一次予選で勝ち上がりを逃したが、文句なしのレース内容だった。ここでも積極策を貫けば佐藤慎太郎にもチャンスだ。
 調子とレースがかみ合ってきた吉田敏はダービー二次予選でも豪快にまくるなど上向き。4月はF1戦連覇と差し脚好調な坂口晃輔も侮れない。

レインボーカップA級ファイナル

そろった北勢が有利か

井上 公利

 来期もA級の井上公利、引地正人にとっては大事なレース。しかも、高木翔、阿部拓真と若手機動型もそろうだけに、ここはチャンスだ。北4車が結束するのか、宮城、青森(岩手)と支部で別れるのか現時点ではわからないが、4車で結束するほうが相手にとって脅威になることは間違いない。井上、引地に3着までのチャンスがある並びで結束すれば、いくら別線の機動型が強力でも苦戦を強いられそう。井上は今期4V、準Vも4回と充実ぶりは半端ない。この勢いでS級に再挑戦したいという気持ちは強いだろう。引地もここに向けて調子を上げてきており絶好機を生かしたい。
 勝負がかかる残り2人は大矢崇弘と佐伯辰哉だ。関東1車の大矢は単騎で一発狙うレース。清水裕友が特進して繰り上がりでチャンスを得た佐伯は年末のチャレンジファイナルでも優勝している。出場が決まり気合入った5月久留米は逃げ切りV。ここも勝負強さを発揮するか。
 元砂勇雪は22日からの小松島で3連勝なら、ひと足先にS級入りできる。もし失敗しても今年優勝8回、A級で競走得点ナンバーワンの圧倒的な機動力で一撃を見舞う。西日本は各地区に自力がそろった。唯一の追い込みである小野俊之がどの位置を選ぶかにも注目だ。

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