2023年05月15日時点の記事です。
片折亮太は後がない。94点を超える競走得点を持っているが、3月名古屋競輪初日特選の失格が痛い。失格のマイナス点3を引くと、競走得点は下げられない。しかし今期3回の優勝があるように、A級では力が違う。その優勝のうちの1回は2月の宇都宮競輪。基本は自力のレースとなるが、若手の成長もあり関東ラインの連係なら番手を回るケースも十分だ。残り1ヶ月少し、無事故で終わらせたい。
追い込み力が光るのは泉慶輔だ。今期は2回の優勝を飾り、3連対率は70パーセントを越える。A級とS級を行ったり来たりのエレベーター選手だが、S級では100点を超える競走得点を持っていて、A級でも93点オーバーの点数を持つ。どうしてエレバーター選手かというと、とにかく失格が多い。失格さえなければS級定着。しかも1班も狙える捌きと追い込 力を持つ。今期は失格なしの状態。こちらも無事故完走といきたい。
坂本将太郎は来期3年振りとなるS級に復帰だ。今期は優勝こそないが、競走得点は93点に迫る勢い。気合で走るタイプだけに、地元3割増しどころかその上をいきそうだ。3月に走った地元戦は2着、2着、5着と決勝には進んだが勝ち星は挙げられなかった。今回こそはビシッと追い込む姿をみてみたい。
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