2019年05月09日時点の記事です。
開設69周年平塚記念「湘南ダービー」が今年も5月11日~14日の日程で開催される。4月川崎記念を制した地元エースの郡司浩平や平塚ホームの和田真久留、桐山敬太郎、松井宏佑らが、三谷竜生、村上博幸、清水裕友、武田豊樹のS班4名をはじめとする全国の強敵を迎え撃つ。なお、最終日第6レースではブロック7も行われる。
ダービーの余韻冷めやらぬ中で行なわれる5月恒例の大会。4月川崎記念を地元エースに相応しい走りで制した郡司浩平が湘南バンクでも輝く。ウィナーズカップで決勝3着と力を見せた郡司は4月小倉を貫禄のV、そして川崎記念では、ダービー、ここと続く前半戦の山場で好ダッシュを切った。川崎でも連係した松井宏佑、和田真久留に、桐山敬太郎も加わって、地元勢の陣容は整っている。勝ち上がり方によって並び、作戦は流動的だが、今の郡司は本来の自力でも番手戦でも不安はない。冷静なレース判断と卓越したスピードで決着を付ける。和田と松井は川崎記念で明暗を分けた。和田はシリーズ2勝も肉離れで途中欠場と不安な状態だ。一方、松井はS級にも慣れて2329着と決勝に進出。強烈ダッシュを生かした先行、まくりで次代のスター候補としてアピールに成功した。今度は一層気合の入るホーム戦。先輩の好操縦で迷わずレースを支配していく。もちろん、桐山敬太郎の存在も忘れてはなるまい。3月防府では痛烈まくりで新鋭・宮本隼らを粉砕してVと自在な持ち味は健在。16年以来のホーム記念に燃える。強力地元軍団に、4月西武園決勝でワンツーを決めたばかりの根田空史、中村浩士の師弟コンビ、簗田一輝、岡村潤の静岡勢までそろう南関勢に死角はない。
三谷竜生、村上博幸のS班コンビに、椎木尾拓哉も加わる近畿勢が対抗していく。三谷は川崎記念が怪我から復帰3戦目でピリッとせず、準決の1勝のみに止まった。しかし、3連覇が懸かるダービーを経ての一戦なら状態はかなり戻っていていい。持ち前の力強い踏み込みが戻れば、昨年のダービーを制した思い出の地で、南関勢を粉砕する一撃が見られるかも。そうなれば村上にもチャンス。スピード競輪に対応すべくタテ脚を磨いてきた成果が今年の記念V2の成績だ。4月高知記念はV逸も、体調不良に苦しみながら準Vは底力だろう。
清水裕友も三谷と同じく全日本選抜の落車負傷からまだ復調途上。しかし、4月高知記念では4137着と優参。二次予選Aをまくり勝ちし一定の手応えを得ていた。ここからは本格的に巻き返していくのみだ。特にグングン踏み上がっていくまくりの破壊力は絶大。小川真太郎、香川雄介の四国勢と別競走なら、今回は援軍が手薄だが、1月立川記念は単騎戦で優勝しており、ハンデにはならない。
全日本選抜で決勝に乗って以降は、落車もあってなかなか調子が上がらない武田豊樹。現状では番手を回っても厳しいが、ダービー、こことコンディションが整えばやはり侮れないところ。鈴木竜士とはウィナーズカップ初日特選をはじめ何度も連係があるので呼吸は合う。4月四日市では南潤をまくってVの鈴木がダッシュ良く主導権を奪う展開なら意地を見せたいところ。
さらに小松崎大地、大槻寛徳らの北勢も一発を秘めるし、川崎記念を優参の松岡貴久も巧者ぶりを発揮してきそうだ。
地元の五十嵐力がVには最短。12月佐世保記念のVで18年を締めた五十嵐は、今年に入りG戦への出場が続く中でそれなりの結果を出している。4月川崎記念でも3度の確定板入りと、立ち回りはしっかりしていた。ここは機動力ある矢野昌彦との連係から差し脚を伸ばすか。矢野は毎場所確定板入りと悪くない近況。位負けする同型はいないし、後手を踏まずにしっかり仕掛けられるかだろう。
怖いのは、川崎記念で3238着とブレークした吉田茂生だ。緩んだところを逃さず仕掛けるのがスタイルだが、今回のメンバーなら先行基本の積極策で別線完封も。
売り出し中の金ヶ江勇気は逃げると末が甘いが、まくりは威力ある。友定祐己を連れて一発を狙う。
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