2021年11月18日時点の記事です。
競輪祭出場組が不在で首位争いは接戦となりそうな開催だ。
その中でも層の厚さで北日本勢を中心視する。その主軸となるのは飯野祐太か。基本的には自力で戦うが、近況は番手戦もこなしており、メンバー構成によって戦い分けられるのは強みだろう。坂本周作、木村弘、佐藤博紀、藤根俊貴、桜井祐太郎ら自力型が豊富だし、菊地圭尚といった司令塔もいるのは心強いはず。
対するは関東ラインの軸となる芦澤大輔。実績では断然だ。強気な位置取りで競りをいとわぬ関東屈指のマーク屋ではあるが、状況によっては捲りも出すなど臨機応変に戦えるのは大きい。地区的には同期の池田勇人らとの連係でV目指す。
近畿勢の中心となるのは伊原克彦。こちらも自力を基本に、番手戦もこなせるタイプ。同県の小森貴大が追加で配分されたのは大きいはず。さらに、鷲田幸司や伊藤成紀などとの連係が見込まれる。近況優参は逃がしているが、そろそろ決勝入りしてV争いに加わりたい。それは中部の横関裕樹、松岡篤哉の両名にも言えることだろう。
地元南関勢はやや劣勢。ベテラン斉藤竜也や近藤保は復調次第。新鋭青野将大が結果を出し始めている。前走富山で久しぶりに優参し、その勢いで地元で好結果に期待したい。
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