2022年01月28日時点の記事です。
静岡競輪場開設69周年記念「たちあおい賞争奪戦」が2月3日から6日まで開催される。昨年度は日本選手権が中止になったため、2年振りの開催となる。SS班からは佐藤慎太郎、平原康多、郡司浩平、清水裕友が参加。その他にも各地を代表する顔と言っていい選手が参加し、グランプリの興奮冷めやらぬ富士山バンクを再度盛り上げる。もちろん前回覇者の浅井康太も参加。
しかし何と言っても注目したいのが昨年より静岡に移籍した深谷知広だろう。ここに向けての思い入れは相当なはず。万全の調整で臨んで来るのでは。
前回決勝は南関ラインが四車並び先制も福島勢と叩き合ってしまい、浅井康太がひと捲りで快勝。浅井はレースセンスが抜群なのでラインがあっても単騎のレースでもしっかり結果が出せるのが強みだ。
SS勢は佐藤慎太郎は常に誰かしら目標がいる強運の持ち主。平原康多は大宮ほどラインに恵まれないが自力で活路を開いて来そう。郡司浩平もセンス抜群の走りで上位進出が期待出来る。清水裕友も持ち前のパワーでレースを支配しそう。
そこで深谷だが、郡司と同乗しても引っ張ってもらうよりは前で戦う可能性が高い。彼らには自分の後ろを回ってもらうという談話を以前に出している。それだけの覚悟が出来ているのは近況のレースを見てもらえれば明らかだ。先日の大宮記念でも新鋭犬伏湧也との激しい踏み合いを何とか制し意地を見せた。
岩本俊介も好調キープで侮れない存在。今年は初戦から優勝と幸先のいいスタートを切っている。混戦になれば抜け出して優勝争いにからんで来る事もありそうだ。
野原雅也にも注目したい。今や近畿を代表する機動型に成長しており、当地前回は振るわなかったものの、その後は連続優参を決めており、勝ち上がりでは人気を集めそうだ。
そして忘れてはいけないのがベテラン荒井崇博の存在だ。昨年末から調子を上げて来ており、当地前回の寺内大吉記念杯では番手絶好の展開をモノにして優勝したのは記憶に新しいところ。
他にも強豪が多数揃ったが、深谷には新しい地元で躍動する姿を見せて欲しい。
Copyright© 2012-2022 GambooBET All Rights Reserved.