2023年01月27日時点の記事です。
奈良競輪開設72周年記念「春日争覇戦」は2月2日から5日の日程で開催される。GP王者・脇本雄太に、古性優作の近畿ゴールデンタッグ、新田祐大、平原康多、佐藤慎太郎とS級S班は5人の豪華メンバー。
その他、三谷竜生ら気合の入る地元勢を始め、各地区から機動力が自慢の強豪や、腕に自信ありのマーカーがずらり参戦。大和路のルーレットバンクに力と技が交錯する熱き戦いが勃発。一瞬たりとも目の離せないシリーズになりそうだ。
昨年は悲願のグランプリ制覇、3億円超えの賞金王に輝いた脇本雄太。今年に入ってからもその勢いは止まらず、走り初めの和歌山G3を楽々と完全V。異次元の加速力で今シリーズも主役の座は譲らない。脇本の脇を固める近畿勢も粒揃い。今や最強タッグとして認知される古性優作、地元ではいつも以上の走りを見せる竜生、将太の三谷兄弟を始め、山田久徳らが控え、東西からの敵を迎え撃つ態勢は整っている。
グランプリ、そして先の和歌山記念で脇本にやられた新田祐大。このままでは終われない。自慢の加速力に加えて年頭の立川G3で見せた横への変化も取り入れて主役奪還を狙って行く。この新田と呼応する佐藤慎太郎はまだ体調的に万全ではないが、そこは経験と技でカバーしていこう。
今年はまだ本物ではない感じの平原康多。縦横精度を上げて登場したい。ヤンググランプリを制した菊池岳仁、闘志は健在の諸橋愛とラインの力を集結して難局突破を目論む。
南関からは好調誇る松井宏佑が参戦。目指すは同県郡司浩平と持ち前の加速力に柔軟性を加えて更なる飛躍を誓う。この松井を援護するのは和田健太郎。キメ脚は確かだが、追込み受難の短走路、思惑が外れた時にどう対処?
西に目を向けると、取鳥雄吾の機動力にタッグ組む柏野智典、転倒から即復活快走目指す太田竜馬、自在脚に磨きをかけ直す山田英明らが虎視眈々と反撃の機をうかがう。中部は皿屋豊の一発大駆けに期待が集まる。
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