2023年03月22日時点の記事です。
玉野競輪場開設72周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦」は、3月26日~29日の日程で開催される。今シリーズはS級S班の新田祐大、佐藤慎太郎、松浦悠士の3名をはじめとして、渡辺雄太、三谷竜生、稲川翔、山崎賢人ら各地区から強豪が参戦。地元勢は岩津裕介、隅田洋介、取鳥雄吾らが一丸となって強豪を迎え撃つ。
輪界屈指の脚力を持つ新田祐大が今期は始動戦となった立川記念で完全Vを達成と最高のスタートを切ったが、その後は優出はするが優勝はならずと本人も悔しい思いをしていることだろう。それでも実力は誰もが認めるところ。サポートする東北勢も分厚い布陣。抜群の鋭さに加えヨコの動きにも定評ある佐藤慎太郎はまさに円熟の時期。目標の仕掛けいかんでは新田を差し置きV奪取は十分な存在。そんな2人を高橋晋也や坂本周作といった若手機動型がフォロー。
その東北勢を破るなら地元の中国地区の松浦悠士だ。直前のウィナーズカップをV。今開催は盟友・清水裕友は不在だが、同県後輩の頼れる相棒・町田太我が補う。その町田はウィナーズカップでも迫力十分な先行を見せており、松浦にとっては絶好目標となってこよう。更に気合の入る地元の岡山勢からは、岩津裕介を大将格に好回転の捲りを見せる隅田洋介、若さ溢れるパワーを見せつける取鳥雄吾、山根将太と精鋭揃い。
一方で関東勢はウィナーズカップの初日特選を制した森田優弥が牽引役となって吉沢純平や長島大介、更に神山拓弥が浮上を狙う。
南関勢からは好回転の捲りを発揮する渡辺雄太を筆頭に追い込み的確な小原太樹の両者が主軸。
復調気配著しい三谷竜生も侮れない存在。タテヨコしっかりの稲川翔とのタッグは別線ともヒケを取らずこの近畿コンビはもちろん怖い。
ナショナルチームの活動の為に今期初の競走に出走となる山崎賢人だが、その先行パワーは破壊力十分。今年の2月に佐賀から長崎に移籍し気分も新たな荒井崇博との長崎コンビも軽視は禁物だ。
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