シリーズ展望/記者の推しメン 松山 G3 レース情報

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松山競輪 金亀杯争覇戦

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シリーズ展望・記者の推しメン

2019年03月06日時点の記事です。

開設69周年記念 金亀杯争覇戦

 松山競輪開設69周年記念「金亀杯争覇戦」が3月7日~10日の日程で開催される。平原康多、武田豊樹の関東コンビに浅井康太、村上博幸とS班は4名が参戦。迎え撃つ四国勢にも躍進著しい太田竜馬に渡部哲男、橋本強と好メンバーがそろっている。最終日9Rには競輪学校113回生によるルーキーチャンピオンも開催。9名中5名がS級と過去に例を見ないハイレベルな出世争いになりそうだ。

関東SSコンビが中心

平原 康多
浅井 康太
太田 竜馬

 関東SSコンビが強力だ。全日本選抜では惜しくも準決勝で敗れた平原康多だが、セッティングを修正して臨んだ最終日は大外をまくり追い込んで快勝。勝ち切れなかった3日間のモヤモヤを吹き飛ばした。グランプリの落車はあったが、1走するごとに感覚を取り戻している印象。ここも高い総合力で優勝争いをリードする。武田豊樹は全日本選抜で決勝4着とG1開幕戦で好スタートを切った。年頭の和歌山記念では結果を残せなかったが、敗戦のなかにも手ごたえをつかんではいた。連日の番手回りだったとはいえ、まずG1で結果を出せたことは精神的にも大きいはずだ。二次予選さえ突破すれば、準決勝、決勝では平原との連係が濃厚。昨年の当所ウィナーズカップ決勝のようにワンツーを決めたい。武田はウィナーズカップだけでなく松山では09年のオールスターを、平原もここで13年に全日本選抜を制すなど、ともに松山競輪場での実績も申し分ない。
 浅井康太は全日本選抜の準決勝で過失走行により落車、失格。まさかの結果で今年最初のG1を終えることとなってしまった。昨年終盤からは無類の強さと安定感を見せていただけに、浅井自身のショックも大きいだろうが、ここからは今まで以上の集中力でレースに臨んでくるだろう。松山では66周年大会を完全優勝し、昨年のウィナーズカップでもオール連対で優出している。巻き返しの口火を切るにはうってつけの場所だ。浅井にとっては柴崎淳の存在も心強い。全日本選抜では敗者戦とはいえ2日目から確定板を外さなかった。カマして8着に敗れた初日が悔やまれるが、自信があるからこその仕掛けだったと納得の表情だった。昨年のウィナーズカップで3勝を挙げたここ松山との相性も見逃せない。志智俊夫も中部勢屈指の実力者。浅井、柴崎とスジの自力タイプがそろったここはチャンスだ。
 四国勢は太田竜馬に渡部哲男、橋本強と好メンバーをそろえて他地区の強豪を迎え撃つ。太田は昨年のヤンググランプリ制覇から快進撃を続けている。高松で記念初優勝し、全日本選抜でもS級トップを相手に強いレースを見せていた。3月になり寒さも緩んでくれば、そのスピードはさらに増すはずだ。全日本選抜はインフルエンザで2日目から欠場となった渡部だが、ここまでには1カ月近い時間がある。状態さえ戻れば地元で切れのある走りを見せてくれるはずだ。橋本は差し脚好調。予選からのスタートとなりそうだが、4日間地元の意地を見せたい。
 村上博幸に山田英明、郡司浩平も優勝を争う実力者だ。村上は松阪記念、奈良記念を目標不在で制すなど、S班に復帰した今年も鋭いタテ脚は健在。郡司も直近4カ月で5割を超える勝率が調子の良さを物語っている。一方の山田は年頭に落とした調子をどこまで戻せるかだ。

ルーキーチャンピオンレース若鷲賞

まさに歴史に残る一戦

松井 宏佑
宮本 隼輔

 第113期生・「ルーキーチャンピオンレース若鷲賞」が松山記念最終日の3月10日、第9Rにて行われる。S級選手は過半数を上回る5名で、好素質ぞろいと前評判通りの活躍を全国各地で披露している。SS班候補生による一発勝負は見逃せない。
 チャレンジ戦の卒業にやや手間取った宮本隼輔だが、1、2班戦は3場所でクリア。S級初戦の1月防府129着。決勝は根田空との先行争いの末に叩かれると、番手の和田健をどかしている。デビュー以来、初の着外を喫したが、勝負に対する執念を感じさせた。2場所目の2月松戸は132着。決勝は8番手から反撃するも、松井宏の逃げに乗った岩本俊に合わせて番手から出られてしまう厳しい展開を凌いでの準Vだった。S級での戦いぶりからVに最も近いとみて中心視した。
 松井宏佑も1、2班戦は3場所でクリア。S級5場所目の2月松戸では3日間逃げて119着。S級で初の優参を果たすと、決勝は積極的に駆けて岩本俊のVに貢献している。トップスピードは素晴らしいレベルで、タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切りも大いにありうる。
 野球で培った身体を活かしたパワー先行が魅力な河合佑弥も好勝負が見込める。2月西武園は予選、準決と先行で連勝、準決では小嶋敬をまったく寄せ付けなかった。森田優弥、小玉勇一、小林泰正ら関東勢と連係するのかにも注目したい。
 卒記チャンプの藤根俊貴も怖い。まだS級では走っていないが、49走で44勝を挙げていて、勝率約9割は圧巻の数字だ。

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