2023年03月04日時点の記事です。
3月9日から松山競輪場で『金亀杯争覇戦(GⅢ)』が開催される。シリーズの「主役」で「目玉」脇本雄太が欠場したのは残念だが、脇本の代わりの追加は松浦悠士で、他にも郡司浩平、守澤太志、清水裕友といった強烈メンバーが勢揃い。また12日の最終日には121期生9名によるルーキーチャンピオンレースも予定されており、こちらの方にも注目したい。
直前の全日本選抜ではめずらしく一息だった郡司浩平だが、捲りの威力は輪界トップクラス。ここまでの間にしっかり修正してくるはずで、脇本不在のシリーズを引っ張っていく。郡司の番手は昨年10月の当地G3で優勝している福田知也。デビュー20年の節目の年での快挙だったし、思い出の地で再び躍動する。
松浦悠士が追加で入ったことで中国地区は押せ押せムード。特に松浦の「相棒」清水裕友は今年に入って力強さを増しており、8割9割は戻っていると言っていいだろう。結果を出せずに苦しんでいる松浦は清水の助けを借りながら何とかしたいところ。
地元の愛媛からは渡部哲男、橋本強、松本貴治とおなじみのラインナップ。この3人はいずれも地元記念優勝の実績があり、おととしの72周年記念では松本-橋本-渡部で並んで橋本が優勝している。また四国からは復活が待たれる太田竜馬、いつまでも元気な香川雄介の名前もある。
高いレベルでキレキレの守澤太志も優勝候補の1人。今回の北日本のメンバーなら渡邉一成との連係が基本になるが、東日本のくくりで郡司や坂井洋とラインを組むケースもありそうだ。
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