2025年04月10日時点の記事です。
武雄競輪場では4月10日(木)~13日(日)の4日間、開設75周年記念「大楠賞争奪戦(GⅢ)」が開催される。S班からは新山響平、眞杉匠、岩本俊介の3名が参戦。地元からは総勢8名がエントリー。欠場となった兄・山田英明の分まで、昨年に当地G3を制した弟・庸平は「真の地元記念優勝」に燃える。
先月行われたウィナーズカップ。ハイレベルな決勝戦は優勝した古性優作はもちろんだが、その古性に強烈なブロックを受けながらも2着に迫ったのが眞杉匠だ。「あの展開で、なぜ2着に届く?」。色んな意味で度肝を抜かれた。S班2年目、強さが増す眞杉が関東勢をけん引する。坂井洋も捲りのスピード、キレは一級品。ほか、若手機動型、タテある中堅揃いで戦力充実の印象。
北日本はビッグ戦線で孤軍奮闘する新山響平が中心。仕事人・成田和也がガード役を務める。松阪記念(1月)の落車で骨盤骨折の大怪我を負った佐藤慎太郎は欠場に。
南関勢はS班・岩本俊介が中心となるが、野口裕史、道場晃規らがどこまで勝ち上がれるか。岩本にとって、自力戦も覚悟のシリーズとなりそう。
中部は層が薄く、近畿勢のサポートが欠かせないか。その近畿からは寺崎浩平に注目。G1で3大会連続優出中、全日本選抜競輪(2月)で準優勝と初タイトルは目前。ダービーへと弾みを付けたい。近畿の競輪を築いてきた山田久徳、三谷竜生らも総合力を備えており、決勝で寺崎との連係を叶えたいところ。
中四国は太田海也が登場。鉄フレームとのマッチングも鍵となるが、ウィナーズカップ後は平塚F1に出走(決勝2着)し、上積みが期待できそう。減量成功でキレが出てきた小倉竜二が司令塔役。
九州勢は豪華な顔ぶれ。地元勢は8名で元気な若手が揃い、英明が欠場となったが、庸平が主役を張る。北津留翼、嘉永泰斗、伊藤颯馬ら実力選手がバックアップして、九州地区一丸となってライバルを迎え撃つ。
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