2020年08月21日時点の記事です。
ここは菅田壱道の総合力が頭ひとつ抜けている。自力自在にGレースで安定した活躍をみせ、5月川崎、8月取手で優勝するなどF1戦ではきっちりと結果を残している。今シリーズも北日本で上位の機動型は菅田だけ。その総合力でそろった追い込み陣をリードする。菅田をガードするのは同県の齋藤登志信に、地元の永澤剛だ。齋藤は7車のレースにやや苦戦している印象もあるが、ここ一番で見せるキメ脚は健在。永澤は6月当所F1で落車したあとも、その影響を感じさせない走りを見せている。
関東勢は1班が5人と層が厚い。池田勇人、天田裕輝と2枚の機動型を先頭に数的優位を作りたい。池田は7車になって4戦で優出1回と準決勝が壁になっているが、今期5勝の数字は見逃せない。追い込み型も芦澤大輔に稲村成浩、神山雄一郎と実力者がズラリ。昨年10月の肩鎖関節脱臼から2月に復帰した芦澤は、6月西武園から4連続優出するなど復調一途だ。
堀内俊介、中村浩士の南関コンビも強力。堀内は7月静岡で眞杉匠をまくって準優勝。中村も戦歴は安定しており、数的不利を覆すだけの力を持っている。
優勝候補が五指に余るハイレベルな争いだが、中心に推すは宇佐見裕輝。降級後は7月函館、青森ミッドと連覇するなどS級終盤の勢いを維持している。自力でも十分に優勝を狙えるが、勝ち上がり次第では地元の磯島康祐を目標にできる。磯島はコンスタントに優出するなど調子を上げているし、追い込み型にも阿部英光、金子兼久と宇佐見にとっては前後に援軍が多い点も強みだ。
今期はA級落ち。しかも4カ月近いブランクがあった小林則之だが、復帰後は白星を量産するなど力の違いを見せている。小林も格清洋介に法月成祐、出澤拓也と、前後の援軍は豊富。こちらもそろって勝ち上がれば強力なラインが作れそう。宇佐見と五分の優勝争いは可能だ。
遠征の中近勢にも大石崇晴、井上嵩と強力な機動型がそろっている。大石は今期2班だが、前期S級終盤は明らかに動きが良かったし、降級後も好調を維持。井上も今期は7月名古屋で豪快にまくってV発進を決めるなど乗れている。これだけ目標がそろえば田中俊充、松田治之にもチャンスだ。
関東勢は磯川勝裕が孤軍奮闘。7月立川決勝で菊地岳をまくりでねじ伏せたパワーは魅力十分だ。
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