2019年04月05日時点の記事です。
開設70周年記念「桜花賞・海老澤清杯」が4月18日から4日間の日程で川崎競輪場で開催される。関東、近畿のSSコンビを郡司浩平、和田真久留をはじめ、そろった地元勢がどう迎え撃つか。さらに深谷知広が昨年のオールスター以来となる実戦に復帰する注目のシリーズだ。なお最終日6RにはS級ブロックセブンも開催される。
好メンバーがそろったが、中心は高い総合力を誇る平原康多だ。3月ウィナーズカップでも準決勝で敗れ、今年はここまで優勝こそないものの、記念開催は3戦全てで優出するなど安定感は抜群だ。ウィナーズカップでは自転車を過去のものに戻してシリーズ2勝。ダービーに向けて、新たな挑戦はあるかもしれないが、体調面での不安さえなければ大崩れはないだろう。武田豊樹は良くなれば落車の繰り返しで成績が安定していない。それでもここは平原に吉田拓矢と前を任せる頼もしい機動型がそろっている。前半のヤマ場、ダービーへ向けても結果を残したいところだ。吉田はウィナーズカップで3度の確定板と調子は良好。関東勢にとっては貴重な戦力になる。
近畿コンビは三谷竜生が2月全日本選抜、村上義弘が3月玉野記念での落車、負傷からウィナーズカップで復帰した。実戦を走っての課題も見つかっただろうし、ここまでには修正する時間もある。ともに武雄記念、ここと復帰後は同じスケジュールになっているだけに、体調を戻し、呼吸を合わせて今シリーズに臨めれば。特選スタートできそうな東口善朋に松岡健介、中西大と近畿勢には力のある選手がそろっている。
地元勢は郡司浩平、和田真久留を中心に他地区の強豪を迎え撃つ。この2人はともに近況好調。郡司はインフルエンザで2月川崎を欠場したが、復帰後は松山記念、ウィナーズカップで連続優出するなど、その影響を感じさせない走りを見せている。和田も全日本選抜でビッグ初優出すると、2月名古屋からF1戦3場所で2V。仕掛けの早さからも状態の良さがうかがえる。昨年度覇者の小原太樹に福田知也、五十嵐力もここがホームバンク。さらには岡村潤、簗田一輝に岩本俊介で総力を結集すれば南関勢による大会3連覇は十分可能だ。
深谷知広も注目選手のひとりだ。昨年のオールスター以来、これが8カ月ぶりの競輪参戦。競技と競輪の違いはあるが、同じナショナルチームの脇本雄太が数少ない出場機会であれだけのパフォーマンスを見せているのだから期待せずにはいられない。川崎では過去に2度のG3優勝実績があるし、一昨年の「アーバンナイトカーニバル」の決勝ではバンクレコードタイの10秒6を計測している。ここも金子貴志との師弟コンビでスピードレースに持ち込むか。
川崎のバンクレコードを持っているのは原田研太朗だ。昨年後半は調子を落としたが、今年に入り復調一途。好メンバーがそろったが、一発の破壊力は侮れない。昨年の当所で記念初優出の松本貴治もいるだけに、橋本強、柏野智典の追い込み陣にもチャンスはある。
山崎芳仁、佐藤慎太郎の福島コンビは2月奈良記念決勝の落車から欠場が続く山崎の状態次第。全日本選抜、ウィナーズカップで連続優出と佐藤の差し脚が好調なだけに、山崎が万全の状態で臨めれば出番はありそう。
機動力優る小松崎大地が主役を務める。直近の4月京王閣で完全Vと順調そのものな小松崎。決勝は目標があってのレースだったが、“踏み出しは良かった”と鋭いまくりを連発していただけに、ここもタイミングを図っての仕掛けで人気に応えよう。小松崎にはホームの勝瀬卓也が食い下がる。
対する水谷好宏は2年近く優参がないが、3月松山記念で準決に進出など最近の動きは悪くない。松山記念を2連対と売り出し中の今野大輔とともに、好機に発進を決めれば波乱を呼ぶことも。
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