2022年04月01日時点の記事です。
今年の平塚記念「湘南ダービー」は4月7日から開催される。気温も上がり、いいバンクコンディションでのレースになりそうで、高速バンクならではのスピードバトルが予想される。実力者のS班が5名参加で上位争いは熾烈だが、気合い入る地元勢や伸び盛りの若手機動型もいるので波乱の要素も十分だ。
湘南ダービーの優勝候補筆頭はもちろん地元郡司浩平だ。昨年の神奈川三場の記念は全て地元勢が制しており、平塚は連覇が懸かる。もちろん一戦一戦を大事にするタイプだが、地元は気持ちが入るのは確かだろう。キレある自力に加えて器用さもあるので、松井宏佑や松坂洋平と連係すればラインの強さを引き出す走り。直後に川崎記念も控えているので、しっかり次に繋げるレースをしたい所だ。
逆転候補は古性優作。今年のG1一発目の全日本選抜を制し早々にグランプリ出場を決め、昨年からの勢いは止まらない。優れたバランス感覚の持ち主で、どんな展開からでも最後は仕掛けられる力がある。当所は年末のグランプリ開催地でもあるし、いい印象で走れる四日間にしたい。
今シリーズはS班が多数集結も、安定感では平原康多だろう。押し出しが強いタイプではなくラインの競走に徹する事も増えて来たが、自力脚は健在だし大垣記念では自力で完全V。その時々でベストな戦法を選び、関東ラインの司令塔として君臨する。
尾方真生は二回目にして最後のフレッシュクイーン挑戦となる。昨年末のガールズグランプリ、三月宇都宮でのコレクションと大舞台でのレースを経験しているのは大きなアドバンテージで、気負わずいつも通りのレースが出来るのでは。動ける選手が揃ったがスピードは一枚上で、高速バンクの平塚でも持ち味発揮だ。
力で迫るのは吉川美穂。ナショナル仕込みの持久力が武器で、流れが噛み合えば尾方を逆転する場面もあるか。平塚バンクは初出走となるが、積極的な攻めるレースでアピールしたい所。
一発狙うのは山口真未。展開に応じた柔軟な走りも出来る器用なタイプだが、思い切りよく駆けた時の迫力も十分。初めての一発勝負のレースとなるが勝負強さ発揮となれば逆転Vも。
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