シリーズ展望/記者の推しメン 和歌山 Ｆ１ レース情報

各地の強豪が集結

　小倉競輪祭まで日がないシリーズ。それだけに大駒の出否が未定だ。先の京王閣ＧⅢでＳ班を相手に９番手捲りを決めて優勝した徳島の犬伏湧也が異論なしのシリーズリーダーだが、直前まで動静を見たい。
　近畿地区を束ねるのは大阪の稲川翔だ。前走の防府ＧⅢではまたも失格と気合が空転したが、気力とキメ脚は健在。地元の稲毛健太を盛り立て優勝戦線に顔を出す。
　１着を量産中の茨城の杉森輝大。同県のエース格吉田拓矢の捲りをきっちり交わすなど決定力は抜群。
状態は出場選手中、トップかもしれないし、自力で打開する事も可能なのが強み。
　あれこれ考えずドカンとカマした時は無類の強さ。千葉の根田空史が同県の鈴木裕や、山賀雅仁を連れてバンクを席巻する場面もありそうだ。