シリーズ展望/記者の推しメン 広島 Ｇ３ レース情報

中心は地元のＳ級Ｓ班・松浦悠士

断然の人気を集めるのは地元のＳ級Ｓ班・松浦悠士だ。グランプリを目前に控え、落車は禁物。持ち味の自在性は封印してタテ勝負に徹するはず。そして目指すは地元記念Ｖだけだ。
　進化の走りをしているのは坂井洋。練習での強さは折り紙付き。それを実戦でも出せるようになってきて上位陣とも肉薄の争い。小倉競輪祭では先まくりを放った松浦悠士の上を乗り越えるまくりを繰り出し力のあるところをみせた。高松記念は３日目から欠場となってしまったが、必ずや立て直して広島記念に乗り込んでくるはずだ。
　近況は存在感ありの走りでオールドファンを中心に輪界を沸かせた荒井崇博。年齢を重ねても進化を続けている。Ｓ級Ｓ班が松浦だけなら優勝をもぎ取るチャンスは十分。