シリーズ展望/記者の推しメン 高知 G1 レース情報

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高知競輪 読売新聞社杯全日本選抜競輪

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シリーズ展望・記者の推しメン

2023年02月17日時点の記事です。

高知競輪場 読売新聞社杯全日本選抜競輪

 今年最初のG1「読売新聞社杯・全日本選抜競輪」が2月23日~26日の4日間で高知競輪場を舞台に開催される。シリーズリーダーはなんといっても輪史最強レーサーの脇本雄太だが、他の選手もここに向けて仕上げてくるはずで、熱く激しいバトルが繰り広げられそうだ。

最強!最速!脇本雄太が力の違いを披露する

脇本 雄太
郡司 浩平
新田 祐大

 脚だけの評価なら文句なしで脇本雄太となるが、直前の奈良記念を腰痛のため途中欠場しており、ここまでの間にどこまで立て直せているかが問題。100%万全なら当然の優勝候補で信頼度はかなり高いが、仮に7割8割の戻り具合だとしても、もともとの「搭載エンジン」が違うので何とかするはず。脇本の番手は古性優作の指定席。2人の連係は今年だけですでに5回あり5回全てワンツー。奈良の初日は脇本が万全ではなかったので古性が差しているが、それ以外は全て脇本が圧倒的な強さで先着している。
 近畿のゴールデンコンビをやっつける可能性が一番高いのは「ハマのプリンス」郡司浩平だろう。郡司は今年に入っても高いレベルで安定しており、直前の静岡記念は番手捲りの深谷知広をズバッと差して優勝している。今回の開催も深谷をはじめラインの機動型と連係しながら勝ち上がっていく。
 世界レベルのダッシュに「漢字の競輪」を融合させた新田祐大も非常に楽しみな存在。個人的に奈良記念の準決勝は前半戦のベストレース(妨害を受け最後方に置かれたがそこからマッハ捲り快勝)だと思っているし、いつも通りの強気な攻めで結果にこだわる。新田と連係する守澤太志や佐藤慎太郎も変わらずキレ抜群で、しっかり援護しながら直線勝負に持ち込む。また今年初めてSS赤パンツとなった新山響平もそろそろ意地を見せたい。
 地元地区となる四国勢も気合はかなり入っているはずで、犬伏湧也が特攻隊長となり引っ張っていく。近況はやや一息だが太田竜馬も底力十分の選手。ここまでの間にしっかり調整して戦える状態に持ってくる。四国とは同盟関係で仲間になる中国地区では松浦悠士と清水裕友に期待が集まる。今年の松浦は珍しくスタートダッシュに失敗したが、清水の調子が戻っているのはプラス材料で、一緒のレースになったときは息の合った連係を見せてくれるだろう。

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