2021年11月17日時点の記事です。
第63回朝日新聞社杯競輪祭は18日~23日の日程で小倉競輪場においてナイターで開催される。今シリーズは脇本雄太が残念ながら欠場となったがSS8名をはじめとして、グランプリの出場権を得られる最後のチャンスとあって、輪界のベストメンバーが揃った。グランプリ、更にガールズグランプリ2021のメンバーが決定するだけに、ファン必見の6日間だ。
競輪祭はいわゆる初日特選が存在せず参加選手全員が一次予選1、一次予選2に出走し、各レースで獲得したポイントにより4日目のダイヤモンドレースを筆頭にした各レースに振り分けられる仕組み。それだけにSSでも2つの一次予選で思う様にポイントが獲得できなければ早々と敗者戦回りになってしまう他のG1とは違う勝ち上がり概定となっている。
何と言っても注目は未だGP出場権を得ていない新田祐大のオリンピック出場者だろう。
新田はGP出場に向け、ここで優勝しないといけない立場。8月平AS復帰後は未だ優勝がなく失格も2回とリズムを欠く近況だが、ここぞのスピードは脇本にも負けていない。こちらは7年連続GP出場の偉業に向けて気合が入る。同じくSSの気心の知れた佐藤慎太郎、守沢太志との連係や10月の弥彦親王牌で連係が不発に終わった新山響平とリベンジの連係を決めたい。
2月の川崎全日本選抜で早々とG1をゲットしGP出場を確定させている郡司浩平はパワフル先行を身上とする深谷知広や同県後輩の松井宏佑がいるのは心強い。更に昨年のGP覇者・和田健太郎が後方を固めるだけに南関勢も侮れない布陣。
平原康多は10月弥彦親王牌で、じつに2017年取手全日本選抜以来のG1制覇を遂げ勢いを取り戻したか。小倉競輪祭は過去に3回制覇している好相性の大会というのも有利な材料。今年は6月高松宮記念杯を制した宿口陽一も参加と乗っている埼玉勢。両者のG1制覇に貢献した吉田拓矢も更なる進化を遂げているだけに、関東勢の勢いは軽視できない。
中部勢からはGP賞金争いのボーダー上にいる山口拳矢と浅井康太の2人が中心。ヤングGP出場が確定している山口だが、格上のGP出場を狙い賞金の上積み、待望のG1タイトルゲットへ気合は倍増。2度のGP制覇を成し遂げている浅井も先輩の意地を見せたい。
平ASを制した古性優作が持ち前のクレバーな走りを披露へ。東口善朋、稲川翔や三谷竜生も揃いサポート陣も充実。
中国ゴールデンコンビの名がすっかりお馴染みとなった松浦悠士-清水裕友の2人。松浦は5月京王閣ダービーでGP出場権を獲得。清水も賞金面からほぼ当確圏内。それだけにGPに弾みを付けるV奪取といきたいところ。
随所に追い込みテクを見せつけるベテラン小倉竜二を軸とする四国勢は、太田竜馬、小川真太郎の20代の活きの良い機動型に加え小倉の弟子の阿竹智史やいぶし銀の渡部哲男も顔を揃えるだけに台頭は侮れない。
近況はやや物足りない中川誠一郎だがスピードは未だ健在だけにここぞの勝負強さを発揮といきたい。山田英明や地元バンクの意地を見せたい園田匠、北津留翼も揃い、九州勢は地元地区も心意気は別線に負けていない。
ガールズグランプリ2021トライアルレースは2つのグループに分けられ、前半の3日間での開催。各レースの優勝者にガールズグランプリの出場権が与えられるだけに、他の大会以上に選手の目の色が違ってくる。
ガールズGPトライアルAは、五輪から復帰後は6場所走り4度の優勝を挙げている小林優香が抜群のスピードを生かし中心となってきそう。
ただ小林が不在の前半戦でガールズ界を牽引した高木真備も相変わらず1着ラッシュ、Vラッシュの活躍。ナショナルチームに所属する梅川風子の捲りや巧みな位置取りから捲り差し冴える石井寛子の逆転Vも十分。
ガールズGPトライアルBは昨年のこのレースの覇者でもあり、ガールズGP覇者の児玉碧衣が中心。7月函館サマーナイトフェスティバルではまさかの敗者戦回りとなったものの、その後は本来のVラッシュ。連覇へ視界良好。
世代交代を狙いたいのは児玉の妹弟子にあたる尾方真生。こちらも近況は4連続優勝とパワー十分。更にV数では尾方と負けていない小林莉子もクレバーな走りを身上とし逆転を目論む。
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