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未知の体験!チームパシュートの練習/ふ〜こらむ vol.56

2024.07.07

チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.56をお届けします。リザーブ選手として、チームパシュートの練習に参加!「未知の世界」という中距離の練習について綴っていただきました。

梅川風子プロフィール

梅川風子, アルテミス賞レース, オールスター競輪, 西武園競輪場

元・全日本学生選手権優勝のスピードスケーター。競輪選手と自転車競技選手の二足のわらじを履きながら、世界の舞台で戦う。

前回(Vol.55)はこちらから

備えあれば憂いなし!チームパシュートの練習に参加

「リザーブ」といっても色々なパターンがあるのですが、私の場合はチームパシュートのリザーブも兼ねています。
ということで、「備えあれば憂いなし」ってことでチームパシュートのトレーニングに先週からお邪魔しています。

オリンピックに向けてパシュートの走り方に慣れておこうというのが主な目的。
私にとっては未知の世界となる、チームパシュートのトレーニングに参加してきたお話です。

まずハンドルに苦戦。初心者かい

まず初めの第一歩として、パシュートで使うあの独特のハンドル「DHバー」を初めて装着。

橋本英也, HASHIMOTO Eiya, 兒島直樹, KOJIMA Naoki, 今村駿介, IMAMURA Shunsuke, 窪木一茂, KUBOKI Kazushige, JPN, 男子チームパシュート 3位決定戦, MEN'S Team Pursuit Final for Bronze, 2024トラックネーションズカップ ミルトン,  2024 UCI TRACK NATIONS CUP Milton, Canada

肘置きのようなバーが「DHバー」。空気抵抗の減少に効果がある

腕が痛すぎる……私だけ?笑

走り終わると、腕がパンッパンになります。
多分……私だけ。

慣れておらず不安定でフラフラしてしまうので、自主練で慣らしてからトレーニングに参加という流れでした。
やばいでしょ?初心者かい。

ウォーミングアップの時点で……

さらにパシュートの日はウォーミングアップが2回もあって、「ブン上げ↑」「ブチ上げ↑」の交代をしながらの猛スピードで10分。
その時点で、足いい感じにきてるよー?ってくらい。

梅川風子, UMEKAWA Fuko, RKD, 女子スプリント1-2位決定戦, ジャパントラックカップⅠ, 伊豆ベロドローム

注:写真はイメージです

中距離の皆さんはこれ普通かもしれませんが、短距離の私からしたら、これでおわります!
ってか、ウォーミングアップじゃなくてこれトレーニングとしての一本だから!

ってことを訴えたところで、みんな失笑です。

ここは日本競輪選手養成所?

そして懸念していたのは、「DHバーで前後ディスクつけて前走者にピッタリつけるのか問題」。

池田瑞紀, IKEDA Mizuki, 梶原悠未, KAJIHARA Yumi, 内野艶和, UCHINO Tsuyaka, 垣田真穂, KAKITA Maho, JPN, 女子チームパシュート 3位決定戦, WOMEN'S Team Pursuit Final for Bronze, 2024トラックネーションズカップ 香港, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Hong Kong

このピッタリくっつくような車間距離がポイント

かじ(梶原悠未)は「ピッタリつかなくても全然大丈夫ですよ!!そのほうが左右にブレにくいので!」って言ってくれたけど、
着いていくのに必死なスピードなので逆に車間を開けられない笑

一走で合わせるの練習の後に待っていたのは、軽いギヤで3000mフライングスタート(=トラック12周)をインターバル3分で6本。
中距離すぎる。

なにそれ?養成所?
いや、違う。もっと辛いわ……。

見離さないで〜

6本のうち、2本目と4本目だけ参加でいいよと言われたものの、それでも休憩は5分あるかないか。
おーーーーーーい、ダニエル(・ギジガーコーチ)さーん笑

ダニエル・ギジガー, JPN, 女子個人パシュート 決勝, WOMEN'S Individual Pursuit Final for Gold, 2024アジア選手権トラック, 2024 ASIAN TRACK CYCLING CHAMPIONSHIPS, New Delhi, India

ダニエル・ギジガー中長距離ヘッドコーチ

ジェイソン(・ニブレットコーチ)からは「good for you🤙苦笑」
スタッフの上野みなみさんも「多分できるよ!がんばって!苦笑」

いや、みんな笑ってるやん。

苦笑いして見離さないで〜笑

1本目はなんとか食らいつき、2本目も残り5周まで耐え凌いだものの、心拍も足もいっぱいで、先頭を牽いてそのまま離脱……。
中距離選手はとてつもない心肺機能をお持ちということが、よーく分かりました。

またひとつ、お勉強です

なにより交代がめちゃくちゃ難しくて、そこで足使いまくり。
みんな涼しい顔すぎるのよ……

梶原悠未、池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂, 女子チームパシュート1回戦, WOMEN'S TEAM PURSUIT 1st Round 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia

先頭交代の際の「追い抜き」も、チームパシュートの見どころのひとつ

艶ちゃん(内野艶和)は私の前で走っていたんですが、

「すいやせん!ちょっとスピード上げすぎちゃいました!」

おい!笑

その週は2回トレーニングにお邪魔しましたが、なんの練習するにしても皆さん息は上がらず。すごいです。
短距離の私は息を止めてしまう傾向があったり、強く呼吸をしてしまうことが多いので、またひとつお勉強ということで。

そんな私の中距離体験レポートでした。

オリンピックの舞台をいろんな目線で観てきます!

オリンピックはもう目前、体験とか言ってる場合じゃないかもしれませんが、これからも何回かお邪魔してパシュートに触れ合う(?)予定です。
私にとってもいいトレーニングとなるように、みんなに食らいついてがんばります。

さて、コラムはオリンピックが終わるまでお休みです。

リザーブとしての仕事は、チームパシュートが発走したらほぼ完了。
順調にいけばレースに出ることはないと思いますが、悔しい想いをしたという経験だけで終わらないよう、オリンピックの舞台をいろんな目線で観てきたいと思います。

またオリンピック後、コラムでお会いしましょー!

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梅川風子Instagram↓

@umekawafuko

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