
【イベントレポート】ファン感謝祭第一弾、『特別練習見学会』へ潜入!
2022.09.20
2022年8月19日(金)、チーム楽天Kドリームスを日頃から応援してくださるファンの方をお招きしたファン感謝祭の第一弾『特別練習見学会』が実施されました。
会場となったのは、選手たちが普段練習を行っている静岡・修善寺の伊豆ベロドローム。今回は、イベント当日の様子をレポートいたします。
ファン感謝祭の第一弾『特別練習見学会』
お天気に恵まれた当日、参加者の方たちが続々と集まります。中には、集合時間の4時間前に到着したというツワモノも!
まずは、普段は関係者のみ入ることができるインフィールドでの見学がスタート。テクニカルディレクターであるブノワ・ベトゥ氏の紹介や、オリンピックで使用された伊豆ベロドロームの詳しい説明などがありました。
続いて、HPCJCのメカニックルームでは、いろんな機材を覗き見!
メカニックの方も登場し、機材とレースの関係など、実際に触って体験しながらお話を伺います。UCI規格の『6.8kg』をクリアするためのホイールやディスクはとっても軽量。皆さんその軽さに驚いていました。
全日本選手権直前の緊迫した練習を見学
続いて、選手たちが練習を行う姿の見学へ。見学会のために特別解放されたバック側の客席では、臨場感溢れる練習風景を間近で観ることができました。
この日は梅川選手曰く「750mを鬼重いギヤで練習」が行われ、ギア倍数6倍で行われるハードな練習風景に、一同言葉を失います。
ちなみに、どのぐらいしんどいのか聞いたところ……
「みなさんの脚を切り裂いた上に、ムヒを塗っている感覚です」by梅川選手
その緊迫した空気を間近で感じる観客席からは、次々と感嘆の声が。皆さん、目が釘付けです!選手の脚質やその魅力に、話も弾みます。
ここでなんと突然のサプライズ!スピード力強化のために行われるトレーニングの一環の『バイク誘導』の速さを体験させてもらえることに。
バイクの後ろに着いて、自力では出せない速度域で走行を行うバイク誘導では、最高瞬間速度90km/hを越えることも!
体験した方々は、口々に「すごい」を繰り返していました。かけ降ろし(バンクの一番高いところから降りる瞬間)など、観ているだけでも震えそうになるほど。皆さん度胸がありますね……!
練習後の選手たちと交流会
交流会では、練習を終えた選手たちが登場。男子は寺崎浩平・松井宏佑、女子は梅川風子・佐藤水菜の4人の選手が登壇しました。
さきほどまで、凄まじく重いギヤ練習をしていたとは思えない笑顔です。
練習終わりの選手たちの脚にも注目が集まりました。寺崎選手の太ももは63cm、松井選手は68cm……練習後のパンプした脚は、70cmに到達しているかもとのこと。

太ももが椅子に収まってません
客席から飛び出す、ここでしか聞けないような質問に、ありのままに応える選手たち。赤裸々すぎる!
最後は、選手一人一人からサインを受け取り、帰路へ。
佐藤水菜画伯の「これは……動物です!」というお決まりのオリジナリティあふれるサインは、欲しい絵柄を選べるという、なんとも贅沢な展開に。(同じサインは描かないとのことでした)
盛りだくさんの内容に、皆さんの笑顔が溢れた1日でした。
選手コメント
佐藤水菜選手
「練習から見ていただいたんですけど、一番キツいメニューの日でした。自分たちがどんな過酷なトレーニングをしているかを見てもらえたと思います。質疑応答では深いお話をしたりとか、公の場では聞けないようなこともあったと思いますし、選手側としても楽しかったです」
梅川風子選手
「初めてこういう場を設けていただいて、競輪の話・競技の話をフランクに話せて、私自身もすごく楽しかったです。またこういう機会があったらいいなと思います」
松井宏佑選手
「交流会ではファンの方に、ここでしかできないような面白い質問をいただいたりして、新鮮でした!あたふたしちゃったり(笑)」
寺崎浩平選手
「ファンの方に練習を見てもらう、質疑応答の場を設けるなど交流するというのは初めてで、すごく新鮮でした。やっぱり練習を見てもらえるのはすごく嬉しいので、良いイベントだったと思います」
改めまして、チーム楽天Kドリームスを応援してくださるファンの皆様、いつもありがとうございます!これからも、どうぞよろしくお願いします。