古山稀絵

「応援したいと思ってもらえる選手に」古山稀絵が振り返るアジア選手権/チーム楽天Kドリームス定点観測

2022.07.18

伊豆ベロドロームから、選手たちの「今」をお届けする「定点観測インタビュー」。今回は、6月に開催された「アジア選手権トラック2022」に出場した古山選手が獲得したのは、マディソン・金メダル、スクラッチと個人パシュート・銀メダル。

あと一歩で金、というところまで迫ったものの、目標であった「表彰台へ乗る」は達成。古山選手に、出場したレースを振り返っていただきました。

連覇が懸かったスクラッチ、“悔しい”銀メダル

古山稀絵, アジア選手権トラック2022, 女子スクラッチ

Q:銀メダルを獲得したスクラッチですが、金メダルまであと一歩のところでした。振り返っていかがですか?

今回は香港チーム不参加だったので、いつもとはレースの様子が違うなというのを感じていました。事前にスプリント力強化の練習もしていたし、獲れるだろうという自信も多少はあった中での2着だったので、悔しいです。

Q:連覇が掛かっていたことの焦りもあった?

はい。あとは周りの中距離メンバーが個人種目でも金メダルを獲っていく中での焦りもありました。本来だったら勝てたであろうレースで、ほんのちょっとで負けたのが本当に悔しくて……。

Q:気持ちの切り替えも難しかったのではないでしょうか。

個人戦でも世界選手権の切符を狙ってたこともあり、気を抜くと涙が出てしまうほどの悔しさでした。

『全種目で表彰台に乗る』目標を達成

古山稀絵, アジア選手権トラック2022, 女子個人パシュート

Q:個人パシュートでも銀メダル獲得。『全種目で表彰台に乗る』という目標を達成されましたね。

正直なところ、個人パシュートはあまりフォーカスして練習はしていなかった種目になります。ただ、オリンピックを目指す種目(マディソン)では金、個人種目では表彰台に乗るという目標は、最低限達成できたという点で良かったなと思います。

Q:目標タイムはありましたか?

ベスト付近を狙えればいいなと思ってはいたんですけど…3分38秒を目標にしていましたが、到底及ばなかったですね。練習してないとは言え、良い印象が持てるレースではなかったです。

2日目に走りましたが、精神的に少し不安になってしまうようなレースでした。

Q:決勝(3分47秒330)では予選(3分42秒159)よりタイムが落ちてしまっていました。

予選の反省を活かして走るつもりが、裏目に出ました。前半にペースを抑えすぎて、最後まで上がりきることができなかったですね。

Q:韓国チームは強かった?

もうちょっと自分たちも頑張れば、届く位置にいるんじゃないかなと思います。機会があれば、リベンジしたいなと思います!

「2人でスプリント」有言実行のマディソン金メダル

古山稀絵 内野艶和, アジア選手権トラック2022, 女子マディソン

Q:金メダルを獲得した、マディソンの振り返りをお願いします。

参加チーム自体が少なかったこともあり、1回1回のポイント獲得が重要になってくるというのを、レース前から意識していました。

Q:レース内で意識した点はなんでしょう?

「2人でスプリントをする」ことです。位置取りや交代時のタイミングなど一つ一つの技術を大事にしました。

古山稀絵 内野艶和

Q:その結果、ポイント連取の運びが生まれたんですね。

はい。レース内で1度だけポイントが取れなかったのは、交代のタイミングがずれて私が負けたからです!すみません!

Q:出場人数が少なかったことの走りづらさもありました?

アジア特有ですかね…国際レースに比べるとペースが少なくて、その分毎周回スプリントが必要になってくるというイメージがあります。

Q:内野選手とも、呼吸が合ってきた?

普段の練習もそうですし、大会出場も経て、お互いがしんどい時にお互いが気づけるようになって、そういう意味でのペア間のコミュニケーションは取れるようになったなと思います。

Q:世界選手権への切符も手に入れました。

世界選手権に向けて、チームメイト全員が役割をできる、万全の状態にして行こうと思います。

Q:「もう行きたくない」と言っていたインドですが……

空港から出た瞬間、暑くて暑くて。汗をダラダラかきながら「サウナじゃん!」って。そうそうこんな感じだった〜と思い出しました。前提として「インドはやばい」と警戒して行ったこともあり、きちんと対策はできていたと思います。

Q:食事はどうでした?

朝・昼・晩カレーが出てきました。辛くて全然食べられなかったです。コンディションを落とさないように日本食持って行ってよかった……。帰国してからサラダを食べて感動しました(笑)

Q:応援してくださった皆さんにメッセージをお願いします。

インドとは時差が3時間半ある中でも、色んな方がライブ中継を観てくれて、要所要所でコメントを下さったり応援いただきました。応援のおかげで、しっかり結果を残すことができたと思っています。これからも「応援したい」と思っていただけるような選手になれるように頑張って行きたいと思うので、よろしくお願いします!

古山稀絵

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