佐藤水菜が女子スプリント日本一に輝く 梅川風子は2位/2022全日本トラック選手権・8月27日
2022.08.28
2022年8月26日(金)から29日(月)の日程で、静岡県・伊豆ベロドロームにて開催中の『第91回2022全日本トラック選手権』。
2日目を迎えた8月27日(土)に実施された女子スプリント種目には、チーム楽天Kドリームから梅川風子と佐藤水菜がエントリー。迎えた決勝戦では、チーム楽天Kドリームスメンバー同士の対決を制した佐藤水菜が、日本一の座を獲得しました。
予選
予選は200mのフライングタイムトライアル(助走をつけたタイムトライアル)で行われました。予選では、佐藤水菜が自己ベスト(10秒744)を上回る10秒743を記録。大会記録を更新しました。

1位 佐藤水菜:10秒743(自己ベスト更新&大会新記録)

3位 梅川風子:10秒851
決勝:佐藤水菜vs梅川風子

準決勝を経て、佐藤と梅川が決勝に進出。
1本目、佐藤水菜が前、梅川風子が後ろでスタート。車間をキープしたまま、じわじわと速度を上げながら迎えた残り1周。佐藤の踏み込みに合わせて梅川も加速。その距離をじりじりと縮めるも、最後まで粘り切った佐藤が先着。

2本目、梅川が前でスタート。ゆっくりとした速度でスタートし、前方を逃げる梅川と佐藤の差がじわじわと空いていきます。残り1周半、佐藤が後方から梅川を追いますが、最後まで差は詰まることなく最終ストレートで佐藤が失速。2本目は梅川。

3本目は、2本目同様に梅川が前でのスタート。梅川の後ろに、ピッタリとくっついた佐藤。3/4周ほど進んだところで、佐藤が自ら前に出ます。しかし梅川が残り1と1/4周で内側から抜け出し、スパートをかけます。しかし、佐藤は梅川との差をじわじわと縮め、フィニッシュライン手前で梅川を捉え、先着。

3本目にまでもつれ込んだ2人の戦いでは、佐藤水菜が勝利を収めました。
選手コメント
佐藤水菜

Q:スプリントで日本チャンピオンとなりました。
まだまだスプリントは未熟者なんですが、この2年間風子さんに勝てたことがなかったので、勝てたことが素直に嬉しいと感じます。また予選で自己ベストを出せたので、そこも自分の成長を感じました。

Q:スプリントの苦手意識は?
今は苦手意識じゃなくて「普通に失敗することが多い」という感じです。今日の準決勝も決勝2本目もそうでしたが成功しないことが度々あって、技術の甘さ、まだまだだなという感じがありました。
Q:これから日本チャンピオンとして世界と戦うにあたって、思うことはありますか?
次の大会は世界選手権です。そこで自己ベストを更新して、初戦から良い走りができるようにしたいです。もっと知識を増やし、テクニックを増やしていきたいです。

梅川風子

Q:決勝戦は3本目までもつれこみ、キツかったかと思いますが。
キツかったんですが、ジャパントラックカップの経験があったので、少しは気持ち的な余裕がありました。でも……サトミナに勝ちたかったですね!サトミナおめでとうって感じです。
Q:レースが終わって降りてくるときに、どちらかというと梅川選手の方が疲れてるように見えたんですが……
そうですね(苦笑)トレーニング的に私はチームスプリント1走に専念しているし、サトミナよりは1本1本出し切っちゃうタイプです。サトミナはもうちょっとオールラウンダー寄りですね、長い距離が続いても大丈夫なタイプ。脚質的な部分もあると思います。

Q:明日はケイリンが控えています。
明日は、サトミナの邪魔をします(笑)4人なのでちょっと寂しいですが、それでもケイリンはケイリンなので。良い展開を作りたいですね。




