女子オムニアムで古山稀絵が2位、内野艶和は3位/2022全日本トラック選手権・8月27日
2022.08.28
日本一の称号を決める『2022全日本トラック選手権』は、東京2020オリンピックの舞台ともなった修善寺・伊豆ベロドロームで行われています。
大会2日目となる8月27日(土)、3選手での争いとなった女子オムニアムには、チーム楽天Kドリームスからは内野艶和、古山稀絵がエントリー。古山稀絵が2位、内野艶和が3位となりました。
オムニアムでは、4種目(スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレース)の総合得点で、順位が競われます。
スクラッチ

残り5周、ローテーションのペースが崩れ始め、古山が先頭で2人を引く形に。残り2周で古山がペースを上げるも、逃げは叶わず。最後の1周で梶原選手が抜け出し、内野と古山は追いかける形でゴール。1着が梶原選手、内野が2着、古山が3着。
テンポレース

残り6周で、内野と梶原選手の一対一の状況に。梶原選手14ポイント、内野10ポイント、古山1ポイントを獲得し、2種目目を完了しました。
エリミネーション

序盤で古山が抜け出すも、最終ストレートで捕らえられてエリミネート(除外)されます。1対1となった梶原選手と内野でしたが、梶原選手が先着、内野が2着、古山は3着。
3種目を終えた時点で、1位の梶原選手が120ポイント、2位は内野114ポイント、3位は古山で108ポイントとなりました。
ポイントレース

序盤の4回の周回ポイントを梶原選手が獲得。6回目のポイント周回を終えた時点で、1位の梶原選手が147ポイント、2位内野が131ポイント、3位古山が124ポイント。

残り14周、一人抜け出したのは古山。梶原選手と内野は追わずに、半周以上の差を保ったまま古山選手が7回目のポイント周回を獲得します。さらに、残り9周半で古山が梶原選手と内野をラップ(1周を追い抜くこと)したことで20点が加点され、梶原選手とポイント数が並びます。

最終ポイント周回は内野が1着、梶原選手が2着、古山が3着でした。
4種目を完了し、1位は梶原選手で155ポイント、2位は古山で153ポイント。内野は144ポイントで3位の結果となりました。
リザルト

| 1位 | 梶原悠未 | TEAM Yumi | 155ポイント |
| 2位 | 古山稀絵 | 153ポイント | |
| 3位 | 内野艶和 | 144ポイント |
選手コメント
古山稀絵

Q:すごくワクワクしてレースを見させていただきました。
3人なので、最初の3種目ではあまりポイント差がつきません。最後のポイントレースが勝負だと思っていました。艶和ちゃんとも「どうにかして梶原選手を苦しめよう」という共通認識みたいなものがあり、2人で死に物狂いのアタックを繰り返して、面白いレース作りをしようと思っていました。その点に関してはとても良かったかなと思います。
でも、梶原選手はさらにその上!全部計算していて、ここは逃していいとか、ここは取らなきゃいけないとかしっかり考えながら走っていたので、その辺りはこれから必要な部分だなと感じます。
Q:自分としての満足度はどうでしょう?
「アタックして面白いレースをする」と考えていても、以前はもっと梶原選手が遠かったんです。今回はちょっと苦しんだ姿を見られて、もうちょっと頭を使えば戦えるんじゃないかと希望が見えました。自分としては手応えを感じられたと思う一方、体力、スタミナ等々足りない部分も明白にわかるレースでしたね。もっと鍛えていかなきゃいけないと感じました。
Q:点が並んだ時は「おお〜!!」と思いました。
自分もあの時は結構興奮しました(笑)でも、梶原選手が上手でしたね。
艶和ちゃん、チームメイトのおかげだったなと思います。「なんとしてでも苦しめよう」という共通した思いがあったからこそ、あのレースになったのかなと思います。3人でも「面白い」と思っていただけるレースができたのは、良かったなと思います。

内野艶和

Q:レースを振り返っていかがですか?
スプリントもそうですが、体力面のベースから「違うなあ〜!」と感じたレースでした。ポイントレースでは、アタックとかあまりやったことがなかったんですが、自分のできることを試してみました。「自分から仕掛けよう」と決めてたので、それができたのはよかったと思います。
アタックを何回かしたのは、自分の脚も削れますけど、相手に対しても効果があったのかなと思います。逃げも視野に入れた走りをしてみたんですが……それでも強かったですね!
Q:最終スプリントでは「意地を見せたな」と感じたんですが、自分としては?
あれで10ポイント取ったところで勝ち目はなかったんで、逃がされただけだなってのは思うんですけど(笑)それでも最後、自分で行った方がいいかなと思って行った形でした。何もしないレースにならなくて良かったなと思います。前回のジャパントラックカップでは相手のペースに持ち込まれていたので、その辺りは改善できたのかなと思います。
Q:梶原選手に対して、何を強くしていけば勝てると思いますか?
スプリントもそうですけど、持久力、ベース……頭脳も全然足りてないと思います。「あとちょっとなんじゃない?」って思ってくださってる方もいると思うんですけど、最終局面で出る強さは、簡単に行ける領域じゃないと思います。自分も早くレベルアップしたい、早く、早く!って感じで練習に励んでいます。
今は一つ一つ学んで、改善していくしかないのかなと思います。




