
梅川、佐藤が世界4位!僅かにメダルに届かず
2021.10.21
フランス・ルーベで開催の『2021世界選手権トラック』。10月20日の大会初日には、世界選手権で初の採用となった3人制の女子チームスプリントの、予選から決勝が行われました。
日本からはチーム楽天Kドリームスの梅川風子・佐藤水菜に加え太田りゆのトリオが出場。メダルまであと1歩の、4位の結果となりました。
梅川のレース前日コメント「チームスプリントは最重要種目と言っても過言ではないと思います。次世代に向けて、競輪選手以外でも挑戦できる種目になっていくんじゃないでしょうか。そういうチャンスをみなさんにお見せできればと思います」
佐藤のレース前日コメント「チームスプリントにワクワクしています。不安はないです!ここにきて楽しみが勝った感じで、ドキドキワクワクしています。バタバタしているのもあって、海外選手を目にしても怯んでる暇がないですね。怯んでも仕方ないですし。楽しんで走りたいと思います」
チームスプリントとは?
3人1組で行われるレース。1周250mのトラックを1列で走り、1周毎に先頭が離脱。最後は1人でフィニッシュし、3周のタイムを競う種目。勝ち上がりは予選→1回戦→メダル決定戦の順で行われる。
今大会に出場したのは全8チーム。2020年の世界選手権までは2人1組のレースが、今大会からは3人1組での編成となった。ドイツ、ロシア、カナダなどの強豪に加えて、日本からは梅川風子/太田りゆ/佐藤水菜が参戦。3人制のチームスプリントの初チャンピオンの座を争う。
予選〜決勝
予選では8チーム中1チーム目、最初のスタートとなった日本チーム。第1走に梅川、第2走に太田、第3走に佐藤の編成。記念すべき3人の初の公式タイムは49秒178で全体の6位。
Let's go! 🏁
Women's Team Sprint Qualifying underway to mark the start of the evening session at #Roubaix2021 pic.twitter.com/d06DesjASu
— UCI Track Cycling (@UCI_Track) October 20, 2021
1回戦ではカナダと対戦。予選からタイムを半秒ほど縮めて48秒622でフィニッシュ。カナダが先着していたためここで敗退かと思われたものの、カナダの降格により3位決定戦進出となる。
3位決定戦の相手はイギリス。これに勝利することはできなかったものの、日本は予選・1回戦よりも速い48秒612を記録。世界選手権大会を4位という好成績で終了しました。