青森競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2020年06月11日~2020年06月14日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2020年6月1日時点の記事です。

国際自転車トラック競技支援

 「国際自転車トラック競技支援競輪」が6月11日~14日の日程で青森競輪場において開催される。今シリーズは新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から選手の移動を最小限にするため、北日本、関東、南関東地区の選手だけがあっせんされている。直近4カ月の競走得点110点超の選手は不在で、実力横一線のメンバー構成。果たして誰に勝利の女神がほほ笑むのか、興味津々の4日間だ。

実力横一線のV争い

長島 大介
鈴木 謙太郎
高橋 陽介

 「地区内あっせん」のため東日本一色のメンバー構成で西日本の選手は不在。G3開催の優参常連と言えるような実力者はほとんど見当たらない。優勝のゆくえは混とんとしているが、最近の動きがいいのは長島大介だ。ウィナーズカップは初日に落車のアクシデントに見舞われたものの3日目、最終日と連勝。4月武雄記念は23着で準決に進出すると、5月宇都宮記念は2181着と3連対を果たした。残念ながら昨年に続いての地元記念優参は逃がしたものの、連日の走りは力強かった。今の脚勢なら優勝に最も近いとみて中心視した。栃茨勢では鈴木謙太郎も調子を上げている。2月小松島での落車もあって、好調時のような切れが影を潜めていたが、4月伊東では211着と久しぶりの優勝を飾っていて、復調を感じさせる動きを披露した。年若い長島との前後は流動的だが、自力勝負でも優勝が狙える状態にある。
 自力攻撃の破壊力なら河合佑弥も引けを取らない。3月前橋211着では三谷竜、坂本貴らを相手に逃げ切りVを飾っている。その後も4月立川、同月佐世保と準決で連勝していて調子に変わりはない。好機に仕掛けて主導権を握れば好勝負に持ち込める。成績には波がある宿口陽一だが、昨年12月松山で優勝、今年も2月宇都宮は準Vなど随所で好走している。埼京スジの河合との連係が叶うようならチャンスは膨らむ。
 南関勢は山賀雅仁、山中秀将、近藤隆司と千葉勢に実力者がそろっている。山賀は1月平記念で決勝に乗っているし、3月松戸の準決は小倉竜ら相手に勝っていて動きはまずまずだ。当所では68周年記念を制した実績もある。近藤は低空飛行が続いていたが3月名古屋、4月小田原、同月奈良と準決で3連勝するなど自慢のスピードが甦ってきた。状態が気になるのは山中だ。競輪祭で2連対、12月佐世保記念1138着、同月武雄711着と昨年の終盤は調子を上げていたが、1月大宮記念で落車、全プロ記念から復帰も、本調子にはなかった。どこまで立て直せるか初日の動きに注目したい。底力は今シリーズ最上位なので、上積みがあれば単も望める。
 迎え撃つ北日本勢も戦力に不足はない。高橋陽介、佐藤博紀の地元勢に齋藤登志信、庄子信弘の宮城勢と個性派ぞろい。高橋は3月静岡、4月奈良の準決で勝ち星をゲットしているように伸びはいいし、佐藤は5月玉野では132着と気を吐いた。齋藤はベテランならではの走りで成績をまとめているし、庄子も3月久留米で優勝すると、ウィナーズカップでは二次予選2着で準決進出、5月宇都宮記念は選抜戦ながら2勝を挙げている。好連係を決めれば北日本勢から優勝者が出てもおかしくない。
 

国際自転車トラック競技支援

伊藤 大志【青森/86期/S2】

伊藤 大志

 散発的ながら決勝に乗っているし、3月玉野記念では一次予選、最終日特選と2勝を挙げていて差し脚好調だ。地元の当所では昨年11月にVゲットの実績もある。準決でも連の対象から外せない。

新田 康仁【静岡/74期/S2】

新田 康仁

 5月宇都宮記念の3日目特選は久しぶりの逃げ切り勝ち。稲毛健の後ろが大渋滞になると、すかさず前に出て絶妙のペースで駆けて萩原孝と静岡ワンツー。攻め口多彩なので動向からは目が離せない。

内山 雅貴【静岡/113期/S2】

内山 雅貴

 低迷していた時もあったが、昨年冬あたりから上昇カーブを描きはじめ、3月小倉で特進を達成。開催中止が続きまだS級では1戦しか走っておらず、未知数ながら素質は一級品。師匠の新田康と一緒で気合も入る。

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