別府競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2016年06月02日~2016年06月05日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2016年5月31日時点の記事です。

開設66周年記念別府八湯ゆけむりカップ

 別府競輪開設66周年記念「別府八湯ゆけむりカップ」が6月2日から開催される。優勝争いをリードするのは浅井康太、武田豊樹のSS2名。なかでも今年は記念3V、圧倒的な勝率の高さを誇る浅井の存在が頭ひとつ抜けている。地元記念初優勝を狙う大塚健一郎も気合十分。当所記念V実績のある海老根恵太らも参戦する注目のシリーズだ。なお、大会最終日第9Rでは、S級への特進を懸けた「レインボーカップA級ファイナル」も行われる。こちらも必見。

攻め口多彩な浅井康

 準優勝した昨年大会から1年。浅井康太が今度はグランプリ覇者としてシリーズをリードする。今年はG1でこそ結果を残せていないが、記念3Vに勝ち星は優勝した5月平塚記念を終えた時点で24勝。昨年の34勝に早々と到達しそうな勢いだ。細かい体調の波はありながらも、しっかりとした調整力でシリーズごとに抜群の安定感と強さを見せている。昨年の準優勝を含め。別府では記念に3度参戦して一度も決勝の確定板を外していない。今度こそ初の頂点に輝くか。近藤龍徳は静岡ダービーでG1初優出を果たすなど、追い込み選手としての地位を確立しつつある。まずはまだ成し遂げていない記念の決勝進出。昨年の函館サマーナイトを制すなど、相性のいい浅井の番手なら記念初優出、初優勝も夢ではない。
 今年序盤は和歌山記念の落車やインフルエンザなどで調子を落としていた武田豊樹。4月高知記念の準決勝が今年初勝利と時間はかかったが、5月平塚記念でも2勝を挙げるなど徐々に調子を戻している。今シリーズも矢口啓一郎に鈴木竜士、そして芦澤大輔と前後に援軍は豊富。ラインの力を結集して今年初の記念優勝を目指す。目標豊富な芦澤にもチャンスのあるシリーズ。前の自力選手をしっかり援護しながら、最後は鋭い差し脚を伸ばす。
 山崎芳仁が欠場となり、北日本勢は戦力ダウンとなったが、その分、107回生ルーキーの新山響平をはじめ、櫻井正孝、根本哲吏など若手が奮起しよう。また、G戦線で常連の安部貴之、高橋陽介も上位進出を狙う。
 4月川崎で涙の記念初優勝。5月には静岡ダービーで優出した稲川翔だが、5月全プロ記念でまたしても落車の憂き目に。怪我は幸い軽傷で済んだ様子だが、当所は大事をとって欠場となった。しかし、近畿勢は三谷竜生、佐川翔吾と近畿には頼もしい機動型がそろっている。名古屋ダービーのG1初優出で自信を深めた三谷はそろそろ記念優勝の期待も高まる近況の走りっぷり。昨年大会で3143着と健闘した佐川も活躍が期待できそうだ。
 大塚健一郎にとっては喉から手が出るほど欲しい地元記念。昨年はシリーズ2度の落車で途中欠場となっただけに、今年にかける思いはより強いだろう。5月静岡ダービーで3連対と状態は上向き。菅原晃、小川勇介との連係から今年こそ決めるか。
 海老根恵太、小倉竜二も争覇級の実力者。海老根にとって別府は無傷で記念初優勝を飾ったゲンのいいバンク。同県の中村浩士に静岡ダービーで準決勝に勝ち上がるなどタテ攻撃好調な岡村潤の援護も心強い。

レインボーカップA級ファイナル

勝負駆けの選手は2名

 別府記念開催4日目、第9レースには「レインボーカップA級ファイナル」も開催される。ここで3着までに入った選手はS級へ特進。今年前期のA級ベストナインが激突する一発勝負だ。
 現時点で並びは不明。南関勢は堀内俊介が5月青森ミッドナイトでS級に特進を果たし、残された吉川誠、飯尾主税の2人で特進を狙っていく。今期の失格はあるが、ほぼ2期連続S級を決めている吉川が信頼を寄せる飯尾を従え、ここは自らの脚で勝負しよう。
 茨城コンビは2期足りている堀内昇に対し、来期もA級の伊早坂駿一。後輩が勝負駆けとなり、並びに注目だ。
 伊藤成紀も失格のマイナス点で来期はA級。そして、堀内俊の替わりに、野口正則が繰り上がって出場する。伊藤にとって野口の参戦は心強い。S級へ2期足りている野口が、ここは伊藤のために人肌脱ぐことも大いにありそうだ。伊藤は5月岸和田の落車はあったが、続く青森ミッドナイトを優勝し大きな影響はなさそう。メンバー最多の今期7Vを誇る勝負強さでS級特進を決めるか。
 伊藤が西の雄なら東の雄は6Vの中田雄喜だ。2期連続のS級はほぼ確定だが、A級最強を決めるレースなら一発狙っているはずだ。タテ脚ある九州の2人も別府での開催とあれば黙ってはいられまい。

開設66周年記念別府八湯ゆけむりカップ

新田 康仁【静岡/74期/S2】

 1月平塚の落車から4月に復帰。まだ万全ではないだろうが、上手くレースの流れに乗って安定した成績を残している。ここまでは2週間以上のレース間隔があり、上積み十分で臨んできそうだ。

山崎 将幸【宮城/92期/S2】

 今期からS級に復帰した。決まり手の大半がまくりだが、別線のペース次第では早めの仕掛けを見せるなどレースでの判断も的確。上位陣相手にどんな走りを見せてくれるのか注目したい。

小原 将通【大分/92期/S2】

 地元勢のムードメーカー。今期はここまで勝ち星はないが、決勝に進出した5月豊橋では初日、2日目となかなかの伸びを見せていた。今の状態なら十分に地の利を生かせるはずだ。

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