2022年02月06日時点の記事です。
今年初のG1戦線が取手競輪場を舞台に幕が開ける。第37回読売新聞社杯・全日本選抜競輪が2月20日より4日間の日程で行われる。早くも年末のグランプリの切符を賭けた熱戦が繰り広げられそうだ。
関東地区の取手競輪場で行われるG1だけに、関東勢は他地区にタイトルは譲れないところ。V筆頭には、2017年取手競輪で行われた、同開催・全日本選抜競輪覇者の平原康を推す。昨年末の静岡GPでは惜しくも準Vだった平原だが、宿口陽や吉田拓などがS班となり平原を取り巻く環境は一段と良くなってきている。自力も打てる、番手のレースもこなせる平原に絶好の流れとなりそうだ。
南関地区からは大会連覇を狙う郡司浩が優勝戦線に名乗りを上げそうだ。郡司は昨年の取手70周年記念で優勝していて当初との相性は言うまでもなく抜群。深谷知や松井宏との連係を生かしてV戦線に躍り出よう。
昨年末に悲願のグランプリを制覇した古性優も見逃せない存在だ。脇本雄が今節は不在とあって、やや心許ない印象があるが、勝ちに対する並々ならぬ執着心と類い希なレースセンスを生かして上位進出を目論む。さらに野原雅や寺崎浩などの機動型との連係が叶えば2回目のG1優勝もグッと近くなる。
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