2023年07月30日時点の記事です。
富山記念は今年も真夏の闘い。松浦悠士と郡司浩平の名勝負ふたたび。新山響平と佐藤慎太郎の北日本勢も迫る。S級S班に挑むのは眞杉匠。地元地区の浅井康太も黙ってない。
松浦悠士が7月のサマーナイトフェスティバル3連覇。決勝は脇本雄太の番手を選択して最後はきっちり。今年ここまではGⅠ優勝こそないものの、3月GⅡウィナーズカップVもあって獲得賞金ランキングは3位。このあとのオールスター競輪はファン投票3位でドリームレースに出走予定だ。富山記念は2019年と2022年にV実績で、松浦にとって当地は得意バンク。
松浦後位は信頼の小倉竜二。昨年の富山記念では3度連係して準決勝でワンツー。小倉にとって今回は松本貴治も好目標。松本は前期末の前橋記念で決勝進出。柏野智典は6月大垣記念で松浦を交わした。
郡司浩平が追加参戦で松浦に逆襲だ。7月小松島記念は3連勝で勝ち上がった決勝で、松浦とのゴール前デッドヒートに敗れた。郡司にとって5月日本選手権の落車が痛かったが、復帰の6月高松宮記念杯は決勝に進出して復活をアピール。それでもサマーナイトはパッとせず、今ひとつ波に乗れない。ファン投票4位で挑むオールスターの前に、松浦に一泡ふかせたい。
各地で大暴れの北井佑季がここも主導権。昨年11月富山の施設整備等協賛競輪で決勝進出。今年6月の宮杯では押し切って眞杉匠を寄せ付けないレースも。同県の内藤秀久が北井を援護だ。内藤は小松島記念で郡司と2度ワンツー。
ファン投票8位の新山響平は、9位佐藤慎太郎とのSSタッグ。新山は昨年11月の競輪祭Vで年末のグランプリに出場。S班として真価が問われる今年も果敢に攻めている。追走の佐藤は6月高松宮記念杯の決勝で、新山不発のところを2着に喰い込んで勝負強さを発揮。北日本の後位は、6月久留米記念で優参の渡部幸訓がしっかり。
眞杉匠はファン投票13位。昨年に続いてオールスターのオリオン賞レース出走が決まっている。5月地元の宇都宮記念決勝は番手捲りで1番人気にこたえた。5月ダービーで眞杉に続いた神山拓弥がここも決めたい。神山はSNFで決勝へ。栃茨ラインで杉森輝大が連に絡む。
中部地区の総大将、浅井康太はファン投票15位。前期はGⅢ2度の優勝で、徐々に感じを取り戻しつつある。富山記念は2年ぶりとなるが、今年5月の富山全プロでは初日1着が飛び出した。近畿勢は宮杯2勝の神田紘輔が点数上位。
九州の実績ある井上昌己は大崩れはない。
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