2022年01月07日時点の記事です。
和歌山競輪場開設72周年記念「和歌山グランプリ」は9日~12日の日程で開催される。SS勢はグランプリを制した古性優作を始め、郡司浩平、松浦悠士、佐藤慎太郎と4人が参戦。北日本から九州まで各地区から活きの良い自力型が集結。更に、キメ脚鋭い追込み陣に一発が魅力な自在型も控えて激戦必至のV攻防戦が展開されそうだ。
捲り一閃、グランプリ王となった古性優作の走り初めがここ和歌山グランプリだ。縦の突破力と研ぎ澄まされたレース勘が相まって一段と逞しさを増して来た。近畿のエースとして遠征勢を迎え撃つ。この古性の脇を固めるのは同郷の南修二となるが、多数参加の地元勢も燃えている。その核となる東口善朋。前記の大阪勢や、中西大らと呼応してV戦線へ。今一人、今年に更なる飛躍を誓う寺崎浩平も居て近畿の層は厚い。
個の突破力では郡司浩平が1番の評価も出来る。流れを呼び込んで放つ快速捲りは痛快無類だし、レースの対応力にも長けている。その真価発揮ならV第一にも推せるし、昨年一年間グランプリレーサーとしての重責を果たした和田健太郎、パワーは健在の根田空史らとのタッグを組んで上位独占を狙って行く。
中だるみ状態を脱して松浦悠士も暮れの地元記念あたりから復調ムード。レースに臨む集中力と捲り、カマシの突破力で魅了するが、ガードに回る岩津裕介は近況切れ味がやや鈍る印象。
佐藤慎太郎は安定した捌きと的確なコース取りに加えてキメ脚も健在。パワーヒッター小松崎大地や、永澤剛らを束ね、しっかりその存在感を示してくれそう。
関東勢は長島大介に売り出し中の吉田有希の機動型に、当所には思い入れのある武田豊樹が参戦。九州勢も勢いのある嘉永泰斗を始め、荒井崇博、野田源一、坂本健太郎と追込み、自在型も豊富で場内を沸かせてくれそうだ。
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