シリーズ展望/記者の推しメン 別府 G2 レース情報

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別府競輪 サマーナイトフェスティバル

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シリーズ展望・記者の推しメン

2019年07月11日時点の記事です。

第15回 サマーナイトフェスティバル

 第15回「サマーナイトフェスティバル」が7月13日から別府競輪場で開催される。2月全日本選抜に続き、別府競輪場では今年2度目となるビッグレース。81名のトップレーサーが令和初の夜王の座をかけて激しく火花を散らす。ガールズケイリンフェスティバルも合わせて開催される注目のシリーズだ。

勢いある中四国勢

清水 裕友
三谷 竜生
平原 康多

 今大会は脇本雄太、新田祐大らナショナルチームメンバーが不在。ここは2月の当所全日本選抜でも活躍した中四国勢に期待する。清水裕友に松浦悠士、太田竜馬の自力タイプに小倉竜二、渡部哲男、香川雄介の追い込み陣とバランスのとれたメンバー構成で、清水、松浦の中国コンビを軸に優勝争いをリードする。清水はダービー、高松宮記念杯でG1連続優出と乗れているし、松浦は6月取手で2度目の記念優勝を飾るなど好調を維持している。全日本選抜で準決勝に勝ち上がった太田、原田研太朗に決勝まで勝ち上がった小倉、香川が同じ舞台で再び躍動する。
 対するは三谷竜生に村上義弘、博幸とS班3名を擁する近畿勢だ。脇本不在の穴は大きいが、三谷、古性優作らその穴を補えるだけの自力タイプはそろっている。高松宮記念杯は悔しい結果に終わった三谷だが、初日特選は脇本のまくりを交わすなど調子は上向き。古性も自力自在に安定している。さらに山田久徳、南潤と近畿勢も機動型は豊富。ここに村上兄弟が加わって強固なラインを形成できれば優勝争いを優位に運べるだろう。
 平原康多、浅井康太の存在も忘れてはならない。平原は高松宮記念杯で今年のビッグ初優出。初日特選の落車はあったが、準決勝の壁を破ったことでここから反撃態勢を整えてくるだろう。今シリーズも鈴木竜士、吉田拓矢に吉澤純平とスジの機動型は豊富だし、もちろん自力でも十分に優勝を狙えるだけの実力はある。全日本選抜準決勝の落車、失格で6月はあっせん停止だった浅井はここからという気持ちが強いだろう。全日本選抜のあとも落車が続いただけに、6月は体のケアに練習と時間をかけて取り組めたはず。後半戦での巻き返しを図るためにも、ここからエンジン全開で攻めのレースを見せる。志智俊夫、坂口晃輔の追い込み陣は、浅井に加えて、自在に攻める金子貴志や近況充実の不破将登らと呼応して難局に挑む。
 中川誠一郎は前半戦のG1を2Vと勝負強さを見せた。2月に当所で開催された全日本選抜を単騎で制したのは、まだ記憶に新しいところだ。今シリーズもそのスピードで九州勢をリード。少数ではあるが、山田英明、山崎賢人の自力タイプに園田匠と九州勢には精鋭がそろっている。
 南関勢は郡司浩平が高松宮記念杯での落車で鎖骨を骨折して欠場。だが、和田真久留、渡邉雄太がカバーできるだけの力をつけてきた。和田は当所でのG1初優出から自信を深めており、渡邉もウィナーズカップ、ダービーで優出とビッグでの存在感は増すばかり。他にも簗田一輝、近藤隆司とスピードある自力が多いだけに、中村浩士ら追い込み勢にもチャンスはありそうだ。
 北日本勢では佐藤慎太郎の存在感が際立っている。2月全日本選抜での決勝2着をはじめ、今年は年頭から高いレベルで安定している。渡邉一成、新山響平らスジの機動型を目標に鋭く差し脚を伸ばしてくるだろう。

ガールズケイリンフェスティバル

児玉碧衣を巡る争い

児玉 碧衣
石井 寛子
石井 貴子
梅川 風子

 ガールズ上位が一堂に会する夏の頂上決戦。勝ち上がりから狭き門で熾烈な争いが繰り広げられるが、主役は児玉碧衣で揺るがない。昨年8月のガールズドリームレースで念願のビッグ初制覇を遂げた児玉は全くスキがなくなった。以後は11月小倉でのガールズグランプリトライアル、ガールズグランプリ、5月松戸でのコレクションを制し、今年ここまでの戦績も39戦36勝、2着3回の凄まじさ。唯一完敗したのは小林優のまくりに屈した3月大垣でのコレクションのみだ。その小林と再び相まみえる8月名古屋でのコレクションまで負けられない。トップクラスの中でも次元の違うダッシュ、スピードに、最近は仕掛けも早いので、最終バックを奪って押し切る可能性が高い。
 石井寛子、石井貴子(千葉)がどこまで児玉に迫るか。石井寛は今年39戦31勝、石井貴は6月に自己最高の16連勝を達成と両者ともに近況は充実。ともに対児玉では分が悪いが、石井寛は昨年のこの大会、11月伊東で児玉を破って優勝しているし、石井貴は昨年5月平塚でのコレクションは児玉を差して制覇。大舞台の実績は豊富な2人。児玉の踏み出しに俊敏に反応していければ勝機は開ける。
 一撃の破壊力で梅川風子、持ち前の先行力に陰りのない奥井迪にも魅力を感じる。梅川は6月四日市の予選1、2と上がり11秒台のまくりを連発して圧勝。これは児玉をも上回るタイムだった。奥井も3連覇と勢いを感じる。また、6月四日市で児玉のカマシに付け切って優勝の小林莉子も相変らず勝負強い。一方、3月当所で児玉相手のVがある鈴木美教は6月小倉MNでの落車の影響が気掛かり。
 佐藤水菜、柳原真緒の114期勢もそろそろビッグレースで爪痕を残したい。特に佐藤は強地脚を武器に、今年11Vと普通開催では圧倒的な強さを見せている。自分の形に持ち込めれば大駆けがあるか。 

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