佐世保競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2019年12月05日~2019年12月08日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2019年12月4日時点の記事です。

開設69周年記念 九十九島賞争奪戦

 佐世保競輪場開設69周年記念「九十九島賞争奪戦」は、12月5日~8日の日程で開催される。S班は村上義弘だけだが、太田竜馬、吉田拓矢、野原雅也らスピード豊かな自力型がズラリとそろっている。勝ち上がり戦から激しいスピードバトルが繰り広げられよう。地元の当所記念4V目を目指す井上昌己は中本匠栄、園田匠、荒井崇博らと九州ラインを組んで他地区の強豪を迎え撃つ。また、最終日第9レースにてレインボーカップ・チャレンジファイナルが行われる。第115期生の健脚による一発勝負にも注目だ。

若手自力型の競演

吉田 拓矢
井上 昌己
太田 竜馬

 各地国に主力が分散し、優勝のゆくえは混とんとしている。狙いは絞りにくいが、勢いなら吉田拓矢が一番だ。11月西武園で今年4V目を飾って臨んだ競輪祭では11338着。好タイムのまくりを連発して一次予選1、2を連勝すると、3走目以降は一転して先行で勝負。ダイヤモンドレース、準決ではレースを支配して粘り込み、17年の高松宮記念杯以来のGⅠ優参を果たした。完全に仕上がっており、持ち味の鋭いダッシュを生かした攻めの走りで記念初Vを目指す。問題は関東の援軍が少ないことぐらいだ。
 ヤンググランプリ2018を制した太田竜馬は、今年は一段と飛躍を遂げている。地元の7月小松島記念で4連勝を飾ると、9月岐阜記念では逃げ切りVなど6Vを達成。自力攻撃には一段と磨きがかかった。競輪祭ではまたしてもレースを見てしまう悪い癖が出て二次予選A敗退に終わったが、浅井康らを完封するカマシ逃げを決めた4走目を見ても調子は問題ない。脚的には吉田にも遜色なく、競輪祭でも連係あった小倉竜二の好援護も受けて徳島ワンツーは十分。
 村上義弘、山田久徳、古性優作、野原雅也と実力者がそろった近畿勢も侮れない勢力だ。軸になるのは古性だ。“今の自分の脚力ではG1を獲りに来たとは言えない”と振り返った競輪祭でも3度の確定板入り。タテヨコ厳しい走りで存在感を発揮した。村上も一時期よりは上向いている感があるし、野原はF1戦ながら連対率が急上昇していて、スピードに切れが出てきた。好連係を決めれば近畿勢から優勝者が出ても不思議ではない。
 井上昌己は地元記念に向けて確実に調子を上げている。最近は自力を多用しているし、結果も出している。10月弥彦121着、競輪祭は予選を21着でダイヤモンドレースに駒を進めた。一次予選2では、清水裕の上がり11秒2の快速まくりを余裕で差していて、自慢のスピードを遺憾なく発揮している。当大会は61、64、65周年と3Vを達成しているものの、一昨年、昨年は決勝には乗るも4V目は成らなかった。今年こそはの気持ちは強く持っているはず。九州の機動型として存在感を高める中本匠栄や、競輪祭ではやはり柴崎淳のまくりをあっさり交わすなど2勝をマークと差し脚抜群な園田匠らと意地を見せよう。
 10月京王閣記念をV、親王牌、競輪祭とG1を連続優参と絶好調な和田健太郎もV候補。山中秀将、桐山敬太郎も競輪祭での動きは良かったし、昨年大会覇者の五十嵐力も健在とあって、南関勢も役者がそろっている。
 さらに小松崎大地も親王牌の優参に続き、競輪祭でも準決進出と乗れていて一発秘める。

レインボーカップ・チャレンジファイナル

まさに全員がV候補

小原 丈一郎

 新人のみによる争いとなったチャレンジファイナル。全員が自力型だし、来期2班昇班の権利は持っていないので、個の争いとなる可能性が高い。誰が勝っても、3着以内に入っても不思議ないが、石井洋輝、小原丈一郎の北勢を中心視。本命に推す小原は直近の11月防府を含め5Vで、これは脇本勇希と並びメンバー中トップの数字だ。得意のカマシ、まくりで特班を決める。一方の石井は地脚タイプ。長い距離を踏んで勝負する。
 脇本に、谷和也、南蓮の近畿勢から勝者が出るかも。8戦で5Vの脇本の機動力は魅力だし、谷も詰めの甘さはあるが連対は十分。
 115期生屈指のダッシュを誇る岩谷拓磨、アマ歴は断然で、逃げて良し、まくって良しの野上竜太もV候補。

開設69周年記念 九十九島賞争奪戦

蒔田 英彦【千葉/93期/S2】

蒔田 英彦

 直近4カ月の連がらみは75%が逃げてのもので、競走は積極的だ。11月は青森141着、和歌山191着、福井229着と連対ラッシュ。調子は申し分ないので、記念開催でどこまでやれるか注目したい。

柿澤 大貴【長野/97期/S2】

柿澤 大貴

 11月京王閣312着の決勝は小林泰のまくりに食い下がり準V。続く同月久留米も21着で決勝に進出している。目標に恵まれている面はあるが、久留米の予選は佐伯辰を内に封じ込めての先まくりと動きもいい。

瀬戸 栄作【長崎/109期/S2】

瀬戸 栄作

 10月弥彦291着、11月武雄382着と同格戦は確定板入りが多い。地元の当所では3月は12着で決勝進出、6月も予選は逃げ切って勝ち星をゲットした。一次予選、選抜クラスは連の対象から外せない。

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