2020年12月15日時点の記事です。
佐世保競輪場開設70周年記念「九十九島賞争奪戦」は、17日~20日の日程で開催される。今年の記念開催も残すところあとふたつとなった。今シリーズはSS班こそ不在ながら新山響平、吉田拓矢、原田研太朗、三谷竜生らと各地区から自力型の強豪が参戦する好メンバー。熾烈なV争いが繰り広げられそうだが、山崎賢人、井上昌己の地元コンビに山田庸平、松川高大とそろった九州勢がV争いをリードする。



今年は調子を落としていた時もあった山崎賢人だが、後半戦になると徐々に調子を戻してきた。共同通信社杯3126着では当大会3年連続となる決勝進出を果たしていて、トップスピード、末脚の粘り共に良くなってきた印象だった。寬仁親王牌では一次予選を逃げ切って好スタートを決めるも二次予選Aで落車のアクシデントに見舞われたが、競輪祭38144着の動きは悪くなかった。当所記念初Vを達成できる状態にある。ホームバンクで仕掛けどころは心得ているので、タイミングよくスパートして押し切ろう。山崎とタッグを組む井上昌己は地元の重鎮。さすがに当所記念では実績を残していて、61、64、65周年と3Vを達成している。直近4カ月の連がらみは66%が自力によるもので、機動力は健在だし、競輪祭からこの開催まで3週間以上の空きがあるので、万全の体調で臨めるはず。山崎とは競輪祭の3走目にワンツーを決めたばかり。この時は山崎のまくりをタイヤ差交わせなかった。今年はまだ優勝に手が届いていないだけに、ここで決めたい。直近4カ月の競走得点を110点台に乗せている山田庸平は地力強化を感じさせる。寬仁親王牌で2238着とG1大会初優参を果たすと、競輪祭は選抜戦ながら2連対。山崎とは相性が良く、8月小倉121着では初日特選、決勝と山崎の逃げを交わしている。山崎との相性の良さは松川も同様で、12月久留米では2回山崎と連係して完全優勝している。
天性のスピードには非凡なものがあった新山響平は、ナショナルチーム入りして更にスピードに磨きがかかった印象だ。オールスター、共同通信社杯、寬仁親王牌、競輪祭とビッグレースで4大会続けて準決に進出。特に競輪祭11951着、逃げて3勝を挙げた脚勢は圧巻だった。G3大会ではすでに4Vの実績があるし、当所は先行有利なバンク。主導権を握って押し切る場面は十分だろう。
原田研太朗、小倉竜二、小川真太郎の徳島トリオに松本貴治とそろった四国勢も好勝負が見込める。競輪祭は精彩を欠いた原田だが、ウィナーズカップ、オールスターで優参、7月小松島記念を含み今年は5Vの実績がある実力者だ。小倉はベテランならではの安定プレーを演じているし、小川は競輪祭では選抜戦ながら2連対。松本も最近の自力攻撃は力強い。好連係を決めれば四国勢から優勝者が出ても不思議ではない。
自力攻撃の破壊力には定評がある吉田拓矢は競輪祭45321着。昨年に続いての優参は果たせなかったものの、最終日は上がり11秒2の快速まくりを決め、2着以下を3車身千切っている。意外にもまだG3大会のVはないだけに、そろそろの気持ちは強いはず。仕掛けがツボにはまると怖い。
三谷竜生、村上義弘、稲毛健太、東口善朋の近畿勢では和歌山コンビに注目。東口は差し脚が冴える近況で寬仁親王牌では表彰台に上がっているし、その後は11月、12月と地元和歌山のF1戦を走ってともに優勝している。勢いがあるので、ここもV争いに加わってきそう。

3着以内に入ればS級に特進できる期末恒例のシリーズ。来期もA級で勝負駆けなのは橋本智昭、佐藤一伸、三浦雄大。8月以降欠場が続く隅田洋介も今期の競走本数不足をカバーするにはここか、今年最終戦の12月西武園MNで特進を決めるしかない状況だ。全員でまとまることはないが、駒数豊富な北勢が優位に立っており、宮城トリオ中心のV争いになるとみた。本命の橋本はA級ではレベルの違う先行力の持ち主で、今期はここまで確定板を一回も外していない安定感は驚異的。同地区の若手には前を任せるレースも見られるようになってきたが、先行基本の組み立てに迷いはない。Vラッシュの竹山陵太の援護は頼もしいし、三浦の追加参戦でラインもより厚みを増した。タイミングを逃さず仕掛けて結果を出す。同じ北日本で佐藤一、佐藤佑一も見逃せない。特に自在に何でもこなせる佐藤一からは一発ムードが漂う。S級復帰へ、隙の無い組み立てから鋭脚を伸ばそう。
それぞれ地区単騎だが、隅田洋介、金野俊秋、加藤寛治、瓜生崇智も黙っていない。加藤はコロナ禍で休止期間中に練習に打ち込んだ成果が出て、6月大垣MN以降は5連覇を含む8V。まくりの破壊力は強烈だ。首のヘルニアを克服した瓜生も持ち前のスピードを生かした走りで上位進出を目指す。後手を踏まなければ面白い。一方、金野は落車の影響が心配。隅田もぶっつけ本番となる上に、頼みの金子幸が特進で不在になったのは痛い。

今期は記念開催に4場所参戦。決勝には乗れていないものの、初日、2日目の予選では素晴らしい成績を残していて、4勝、2着3回、3着1回。準決も最終バックを4場所すべて取っている。そろそろ準決でも一発あるか。

11月武雄MNで9連勝を達成してS級の仲間入りを果たした。自力攻撃の破壊力には素晴らしいものがあり、S級初戦の11月高松では127着と優参。今シリーズは初の記念参戦。どこまでやれるか注目したい。
K3
岐阜
1万8970円
岐阜 長良川鵜飼カップ
3万5250円
0円キャリー
岐阜競輪長良川鵜飼カップ
440万7450円
432万0150円キャリー
868万1700円
839万4300円キャリー
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