松阪競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2021年03月25日~2021年03月28日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2021年3月15日時点の記事です。

松阪競輪場 第5回ウィナーズカップ

 第5回ウィナーズカップは3月25日~28日の日程で松阪競輪場において開催される。この大会は1位回数上位30名、ヤンググランプリ出走者などの選考基準があるため、他のビッグレースよりも若手の自力型が数多く参戦する。松浦悠士、郡司浩平、平原康多、清水裕友らSS班の自力型をどこまで苦しめるか。地元勢は浅井康太、伊藤裕貴の2名ながら意地を見せたい。また、最終日第9Rにてガールズケイリンコレクション松阪ステージが一発勝負で行われる。こちらも注目だ。

SS班に若手自力型が挑戦

松浦 悠士
郡司 浩平
平原 康多

 SS班候補生のスピード豊かな若手自力型がズラリとそろっている大会だが、総合力なら現SS班の自力型に軍配が上がる。中でも松浦悠士は抜群の安定感を示している。昨年決勝を外したのは競輪祭(準決3失)の1回しかなかった松浦は、今年も3月玉野記念in広島まで6場所走ってオール優参。しかも3V、準V1回と決勝でも素晴らしい結果を出している。昨年に続き大会連覇を達成するとみて中心視した。タッグを組む清水裕友も調子は申し分ない。清水も今年は玉野記念in広島まで4場所走ってオール優参を果たしている。決勝は大きな数字ばかりながら全日本選抜、3月玉野記念in広島では初日特選を制しているし、準決は4場所すべて1着。松浦との前後は流動的だが、好連係を決めての中国ワンツーは大いにありそうだ。
 勢いがある郡司浩平も有力な優勝候補だ。昨年の競輪祭で12111着とG1初Vを飾ると、全日本選抜では2121着とG1大会連覇を達成している。自力勝負でも十分に優勝が狙える状態にあるが、深谷知広、松井宏佑らと連係が叶うようなら番手戦もあろう。現に競輪祭の決勝は松井、全日本選抜の決勝は深谷の逃げに乗って優勝をものにしている。この大会は初代チャンプに輝いているだけに思い入れも強いはずで、2回目のV獲りも。深谷は全日本選抜の準決では上がり11秒2の好タイムで逃げ切っていて、今年は機動力を遺憾なく発揮できているレースが多い。久しぶりのビッグVを達成しても不思議ではない。昨年のグランプリチャンプ・和田健太郎は、全日本選抜では郡司に食い下がり準V。玉野記念in広島8113着の動きも俊敏だった。チャンスが巡ってくれば主役を演じられる脚勢を維持している。
 平原康多も今年は快調なペースで飛ばしている。いきなり1月立川記念、同月大宮記念を連覇。全日本選抜の決勝は車体故障のため直線は失速したが、主導権を握った南関勢に5番手から襲い掛かった脚勢は力強かった。今年3V目となった3月大垣記念でも連係した吉田拓矢、諸橋愛とそろった関東勢は強力だ。
 佐藤慎太郎、守澤太志と2名のSS班を擁する北日本勢も好勝負が見込める。両者ともに今年はまだ優勝には手が届いていないものの、堅実な走りを披露している。先導役を務めるのは新山響平だ。全日本選抜は準決4着、惜しくも8分の1輪差で優参を逃がしたが、先行力を猛アピールしていた。
 地元勢では実力SS班の浅井康太に期待がかかる。昨年は記念開催での4Vを含む7Vを達成、今年も2月大垣で優勝をものにしている。全日本選抜の動きはやや物足りなかったが、調整力の高さには定評があるので、この開催までに調子の上積みは十分に望めるはず。自在戦が奏功なら好勝負に持ち込める。

ガールズケイリンコレクション2021 松阪ステージ

新年も突っ走る児玉碧衣

児玉 碧衣

 20年7月~12月の期間における平均競走得点トップ7によって争われる今年最初のガールズ特別レース。女王・児玉碧衣が貫禄を示す。3連覇を達成したグランプリの疲れも見せず、年が変わっても児玉は順調そのものだ。17戦で15勝し、2着2回。1月別府でのガールズケイリンコレクショントライアルも快速まくりを決めて文句なしのVを決めている。それでも2着2回に“細かい所のミスがある”と一切気を緩めることはない。“グランプリを逃げ切りで優勝すること”が今年の目標なら早めからのスパートで決着を付ける。
 グランプリ準Vの梅川風子は2月取手での落車で状態が未知数。高木真備、佐藤水菜が児玉を追う。高木は今年初戦となった1月取手でのトライアルで決勝5着といきなり不覚を取ったが、以後は3月静岡まで5場所連続で完全優勝。先行、まくりをうまく使い分けられているし、絶体絶命の態勢だった静岡決勝でも勝ったように持ち前のダッシュを生かしたオールラウンダーという理想に着実に前進している。レースの流れに俊敏に反応していければ逆転も。
 佐藤は別府トライアル決勝で児玉にねじ伏せられて3着。コレクション出場権はゲットも、悔しさの残る結果にリベンジへと燃える。まだ一度も先着すらない児玉の壁は高いが、不安のないデキなら今度こその期待を抱かせる。直前の2月前橋MNは連日後続をぶっ千切るまくりで今年3度目の完全V。ナショナルチームのハードなトレーニングでワンランクアップした豪脚で結果を出したい。
 坂口楓華もVラッシュの新年スタートを切っていて、ガールズトップがそろうビッグレースで勝ち負けの争いを演じる態勢は整ってきた。踏み出してからの加速は強烈だし、レースも見えている。
 石井貴子は、直近の3月平も予選1で逃げて着外に沈んだが、決勝はきっちり勝って連続V。相変らずここ一番での勝負強さが光る。若手の台頭が目立ってきたガールズだが意地を見せたいところ。
 1月伊東での落車が尾を引いて苦しい戦いが続いている鈴木美教。しかし、強地脚を発揮して高木の準Vだった静岡決勝の走りで光は見えた。ノーマークにはできない。

松阪競輪場 第5回ウィナーズカップ

高橋 晋也【福島/115期/S1】

高橋 晋也

 全日本選抜2257着、G1大会で初めて準決まで駒を進めた。一次予選,二次予選ともに逃げて粘っていて、先行力を猛アピール。昨年のこの大会は3323着と大活躍を演じただけに、今年も注目だ。

山口 拳矢【岐阜/117期/S2】

山口 拳矢

 スピードの切れ味には素晴らしいものがある。タテ脚だけに頼らず位置を取ってから仕掛けるので大崩れが少ない。3月静岡では3連勝していて調子も良好。初のビッグレースで台風の目と化すか。

黒沢 征治【埼玉/113期/S2】

黒沢 征治

 今年は1月前橋で3連勝と好スタート。その後も全日本選抜の一次予選は逃げて2着、3月玉野記念in広島2236着でもパワフルな走りを披露した。機動力には磨きがかかった印象なので大暴れが期待できる。

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