奈良競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2018年02月22日~2018年02月25日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2018年2月20日時点の記事です。

開設67周年記念 春日賞争覇戦

 奈良競輪場開設67周年記念「春日賞争覇戦」(G3)が2月22日~25日の日程で開催される。13年間、優勝者を出せていない地元勢は竜生、将太の三谷兄弟に、太祐、俊亮の中井兄弟ら最強布陣。これに稲垣裕之が加わり近畿勢が総力を結集して他地区の強豪を迎え撃つ。小回りのルーレットバンクで繰り広げられるスピードバトルは必見だ。なお、最終日の第9レースにおいてS級ブロックセブンが争われる。

地元は譲れない三谷竜

三谷 竜生
稲垣 裕之
武田 豊樹

 奈良のルーレットバンクを舞台にスピードバトルが繰り広げられる。主役を務めるのは地元の三谷竜生だ。昨年は5月京王閣の日本選手権でG1初制覇。その後は落車が続き、ケガの影響で苦しんだ。今年も1月の和歌山記念、大宮記念と精彩を欠いたが、2月高松記念で気配が一変。2日目の優秀戦から3連勝で記念初優勝を飾った。直後に控える全日本選抜、そしてこの地元記念に向けて、悪い流れを完全に断ち切った。昨年の当地記念は決勝で3着に敗れたが、S班となった今年は必勝を期して臨む。三谷将太は昨年の当地記念の優秀戦で竜生と初の兄弟連係が実現。竜生は逃げて1着、番手で仕事をした将太は3着だった。今年は決勝でのワンツーフィニッシュを目指して強い気持ちで戦い抜く。中井兄弟の走りにも注目が集まる。兄の太祐は昨年、F1シリーズで優勝3回。着実にパワーアップしている。弟の俊亮も順調に力をつけている。2人ともまずは決勝を目標に勝ち上がっていく。
 稲垣裕之も有力なV候補のひとりだ。昨年は優勝が1度もなかったが、戦歴は高いレベルで安定していた。昨年11月の小倉競輪祭で落車した影響もなくなり、本来のパワーが戻っている。これだけ地元勢がそろうと連係できない可能性もあるが、たとえ別線勝負になっても力はしっかり出し切る。
 武田豊樹、吉澤純平の茨城師弟コンビが地元勢の前に大きく立ちはだかる。武田は昨年8月の平オールスターの落車で骨盤骨折。10月に復帰してからは徐々に回復している。昨年末の平塚グランプリは2着と好走も、今年初戦の和歌山記念は決勝で失格という悔しい結果に終わった。弟子と連係できる今シリーズはチャンスをモノにする。吉澤はグレード戦線での活躍が目立っている。昨年の当地記念は初日に落車して欠場。師匠の前で思い切りよく駆けて悪いイメージを払拭するか。
 早坂秀悟は昨年12月の伊東で記念初制覇を果たした。その後も好調を持続している。今シリーズも得意のダッシュを生かして攻める。佐藤友和が早坂とタッグを組む。
 昨年の当地記念の決勝は南関作戦が奏功。根田空史が番手まくりで記念初優勝を飾った。最近はウエイトトレーニングの効果で根田は一段と力強さを増している。伊勢崎彰大に復調気配の松谷秀幸、桐山敬太郎ら自力でも戦える選手が南関にはそろっている。うまく連係できれば他地区に対抗できる。
 中川誠一郎も忘れてはならない存在だ。昨年10月の地元記念以降、3カ月以上も決勝から遠ざかっているが、一発の破壊力はやはり魅力がある。33バンクで主導権争いが激しくなれば出番が巡ってくる。昨年の当地記念は初日に落車失格。同じ舞台でその悔しさを晴らす。追加参戦の香川雄介は決め脚が冴え渡っている。

開設67周年記念 春日賞争覇戦

永井 清史【岐阜/88期/S1】

永井 清史

 1月岸和田の決勝はライン2車で打鐘前から逃げて押し切り、久々の優勝を飾った。その後もまた好調そのもの。同月名古屋ではオール連対のV。全盛時のスピードが戻ってきている。

岡本 総【愛知/105期/S2】

岡本 総

 1月岸和田の決勝は落車のアクシデントがあったとはいえ、単騎で激戦を制してS級初優勝を達成した。続く同月松阪記念でも2連対。位置取りも上手いし、混戦に強いタイプだ。短走路なら前々に攻める。

野口 正則【奈良/105期/S2】

野口 正則

 S級に返り咲いた今期は目立った活躍こそないが、ほとんどのレースでバックを取るなど積極的な競走スタイルは崩していない。初めての地元記念に向けて準備は万端。持ち味の先行勝負で見せ場を作る。

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