佐世保競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2015年12月05日~2015年12月08日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2015年12月3日時点の記事です。

開設65周年記念九十九島賞争奪戦

 佐世保競輪開設65周年記念「九十九島賞争奪戦」が12月5日~8日の日程で開催される。武田豊樹に浅井康太、村上博幸、岩津裕介とSS班は4名が参戦予定。九州勢は地元エースの井上昌己を中心に、固い結束で他地区の強豪を迎え撃つ。なお最終日の9レースにA級レインボーカップチャレンジファイナルが一発勝負で争われる。こちらも必見だ。

武田豊が貫禄を示す

 武田豊樹が主役を務める。今年は6月高松宮記念杯で通算6度目のG1制覇。9月のオールスターでは落車に見舞われたが、10月は熊本、函館と記念を連覇して王者の威厳を示した。さらに競輪祭も歩みを止めることなく今年の2度目の特別制覇と最高の結果。年末の京王閣グランプリへ、脚も気持ちも仕上がってきている。今シリーズはグランプリを見すえた大事な4日間。集中力を高めて戦い抜く。茨城同士の芦澤大輔が武田をアシストする。9月青森記念に、11月豊橋と今年は2度のG3優勝。高いレベルで戦歴は安定している。ここは尊敬する先輩の後ろで気迫の走りを披露する。そして、芦澤の豊橋G3優勝の立役者となるなど本格化気配の吉澤純平が優参なら、武田、芦澤には更なる追い風となる。自在型の木暮安由の動向も見逃せない。
 浅井康太は究極のオールラウンダーとして、安定感抜群の成績を残している。競輪祭も急成長の竹内雄と連日タッグを組むという最高のお膳立てを生かして4115着ときっちり優参。7月四日市以降は記念Vから遠ざかっているので、優勝で年末の大一番へ弾みをつけたい。
 川村晃司、村上博幸の京都コンビもV争いに加わってこよう。川村は8月豊橋記念での落車骨折の影響を最早感じさせない力走を披露している。競輪祭では後半2日間を逃げ切り連勝で締め括り、良い流れでここに乗り込んでくる。一昨年大会をVと相性抜群の地で輝く。村上は競輪祭で決勝進出。二予では稲垣裕を利して1着も取っている。度重なる落車に泣かされ続け鎖骨骨折もあった一年だったが、最後にS班らしさを取り戻した。絆の強い川村と強力タッグを組んで、今年初Vに挑む。
 九州勢も戦力は充実している。ラインを束ねるのは地元エースの井上昌己だ。寬仁親王牌での落車が響いてか、近況は目立った活躍こそないが、地元記念なら話は別だ。昨年の当地記念は完全優勝。九州4車で結束した決勝は中川誠の先行に乗ってチャンスをものにした。今年もラインの結束力で他地区に抵抗する。井上が頼りにするのは吉本卓仁や山田英明だ。寬仁親王牌でタイトルホルダーの仲間入りを果たした園田匠や底力ある荒井崇博ら実力者が井上を盛り立てる。
 岩津裕介も侮れない。S班として迎えた今年はプレッシャーを力に変えて奮闘。記念戦線では常に優勝争いを演じていた。今シリーズも地区的なハンデはあるが、メンバー、展開に応じて柔軟な立ち回りを見せる。
 北日本勢も軽視は禁物だ。櫻井正孝は10月大垣で記念初優出。11月小倉は無傷の3連勝でS級初優勝を飾った。勢いそのままに今シリーズも突っ走る。和田圭は10月小倉、11月防府とF1を連覇し、今期だけで4V。相変わらず差し脚は冴えている。

レインボーカップ チャレンジファイナル

107期生が軸のV争い

 3着までがA級2班へ特別昇班を果たすチャレンジファイナル。出場9選手のうち5名がデビュー5カ月の107期と、ハイレベルの前評判通りのラインナップとなった。また、金子周一郎に、99期の3名は1月からの2班(奥出健士郎は1班)昇進が決まっているだけに、特班に懸けるモチベーションの髙さという点でも107期勢中心のV争いとなりそうだ。
 金子を除けば動ける選手ばかりとあり展開は読みづらいが、大矢崇弘を本命に推す。デビュー10場所で5V、着外ゼロと快進撃が続く。地脚脚質で、実戦を重ねてコツをつかんだ先行に、流れでまくりもうまく使い分ける。今回はスジの金子とラインを組めそうな点も好材料だ。
 廣田敦士も大矢と互角に渡り合える。戦績はほぼ互角だし、奥出が援護役に回れば同様に戦いやすくなる。ダッシュタイプだが、積極策に徹しており、タイミング合えば躊躇なく踏みだそう。そして、廣田ペースなら、鋭脚・奥出のVも十分。
 他の107期勢も、瀬戸晋作が4V、竹元太志が3V、簗田一輝が2V。簗田は在校時にエリート班に属した選手で、逃げて後続を千切るスピードは半端ない。瀬戸、竹元はまくりが多いが、加速力は並ではないし、両者で組むようだとやはり脅威だ。泉慶輔、宮崎一彰の動向も気になる。ともにまくり脚も備える曲者だ。

開設65周年記念九十九島賞争奪戦

馬場 和広【埼玉/98期/S2】

 ここ5場所で優出2回。11月立川の準決勝は黒田淳、西村光ら強敵相手に2着に逃げ粘った。決勝も果敢に逃げてラインの佐藤悦のVに貢献。積極果敢な競走スタイルで着実にパワーアップしている。

工藤 文彦【岡山/97期/S2】

 今期競走得点は96点台でS級残留のボーダー上にいる。近況は大敗が多いが、バック数が増えているのは調子がいい証拠。カマシ、まくりのスピードは一級品だ。勝負駆けのシリーズで奮起する。

井手 健【長崎/79期/S2】

 10月当所は213着と大健闘。準決勝は厳しい展開から鮮やかに突き抜け、3連単100万円を超える大穴を演出した。昨年の地元記念は初日6着に敗れて途中欠場。その悔しさを今年にぶつける。

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