犬伏湧也が軸も実力者が揃う

　シリーズリーダーには犬伏湧也を推す。直前のいわき平ダービーでは最終日に１着を挙げたが１走目～３走目は９着９着７着と大きい着を叩いた。それでも今年に入ってからのＦ１戦では連対を外したのは別府の決勝１度だけと抜群の成績を残す。今開催は中四国勢が充実の布陣で援護も心強い。前走の鬱憤を晴らす走りに期待だ。
　地元エースの河端朋之も優勝候補の一角。調子を落としていた時期も長かったが、近況は復調ムードで競走得点も１１０点台に戻してきた。相変わらずムラはあるが、やはり世界のスピードは魅力十分。近況はバック取りのレースも増えてきて着以上に動けているイメージ。年末に行われた地元記念は精彩を欠いただけに今開催に懸ける思いは強いはずだ。
　今期は２班だが、石原颯も上位陣に抵抗する力が戻ってきた。昨年は落車が続いて本来の走りが出来ていなかったが、今年に入ってから一変して充実の成績を残している。奈良、伊東では連続完全優勝と勢いならナンバーワン。当地は通算１００勝を達成しているゲンのいいバンクで今期４度目の優勝を狙う。