ふ〜こらむ

ネーションズカップは「沢山の感情が動いた旅」でした ふ〜こらむ Vol.7

2022.05.29

チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.7をお届けします!5月12日から15日にかけてカナダ・ミルトンにて開催された『ネーションズカップ第2戦』。今回はその振り返りをしていただきました。

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梅川風子プロフィール

梅川風子 UMEKAWA Fuko, RKD, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

短距離種目選手。2017年デビューの東京112期。幼少期からスピードスケートを行なっており、大学時代には全日本学生選手権で優勝した実力の持ち主。

前回(Vol.6)はこちらから

ネーションズカップ、行ってきました

皆さん今週もお疲れ様でした。
また月曜日から頑張っていきましょう!

今回のコラムではカナダで開かれたネーションズカップミルトン(カナダ)大会での、あんな事やこんな事を書いていこうと思います。

梅川風子 UMEKAWA Fuko, JPN - Japan, Women's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

今回は私が出場した種目は3種目で、チームスプリント、スプリント、ケイリンでした。
時差もあるなか結果を気にしてくださった方、ありがとうございました。
結果は、チームスプリント6位、スプリント1/16敗退、ケイリン1回戦敗退という形でした。

まだまだこれから、チームスプリント

梅川風子 UMEKAWA Fuko, 太田りゆ OHTA Riyu, 佐藤水菜 SATO Mina, JPN - Japan, Women's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

初日のチームスプリント、体調もよく不安もなくリラックスした状態で迎えることができて、
過度な緊張感やフワフワした高揚感もなく、いい緊張感で望めていました。
でもいざ、スタートしてびっくりです。
足がひきついてきません。
一歩目、スタートゲートから出て二歩目が全然でてきません。
まさに二歩目からはスローモーションの世界なのです。

う〜ん、結果、力んで緊張していたんですかね(笑)
一度のミスは取り返しがききません。
そこが難しいと改めて感じました。
タイムももう少し伸ばしたかったなと思うタイムでした。
体調やメンタル的にも悪くなく望んでいただけに思ったより残念な結果になってしまいました。

もちろんまだまだ発展途上ですし、いろいろなメンバーを組み合わせて速くなれる種目だと思います。
まだまだこれから楽しみな種目です。

無知が故の……ケイリン

梅川風子 UMEKAWA Fuko, RKD, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

そして今回感じたケイリンでの出来事。
今回感じた1番の恐怖。
自転車競技をやる上での恐怖。
無知が故の恐怖。

ケイリンは
1回戦で2着まで→準決勝進出
3着以下→敗者復活戦
敗者復活戦で1着の選手は準決勝進出
という勝ち上がり形式が採られています。

組数は4組で行われて、私は4組目でした。
結果は4着で敗者復活戦回りになりました。
そこまでは想定内だったのですが、ここから想定外のことが起き始めます。

梅川風子 UMEKAWA Fuko, RKD, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

私自身は(プログラムを見て大体で計算し)、4組目終了から敗者復活戦までおおよそ40分あると計算していました。

ここが間違っていました。。

1回戦のレースが相当キツくて、足も回せずにぶっ倒れて乳酸が散っていくのを待っていたのですが、「足を回さないと乳酸が散らない」と思い5分後くらいにロードに乗ってフラフラしていたところ……

(太田)りゆちゃんがやってきて
「ちょっとあんた!なにやってんの!敗者復活戦1組目だったら、もうレースだよ!!番組でたらすぐ始まるから準備しな!!」
って衝撃的なニュースを運んできました。

そしてフラフラしながら番組聞きに行ったら衝撃2発目。
そう1組目。
いや、衝撃的すぎました。
まだレース終わって10分たってないですよ。。
まだ歩くこともままならないですよ。。
「これが競技か。」と。

梅川風子 UMEKAWA Fuko, RKD, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

競輪選手向けにその衝撃を例えるなら、
レースでジャンから先行して戻ってきてブレスコントロール室で足が痛い痛いって息整えて、はいじゃあもう1回レースいきましょう。ヨーイドンって感じです。

もう1回言います。。これが競技ですよね。。

スプリントではこういうことはよくあるので覚悟もできていますが、ケイリンでこのパターンは想像していませんでした。

もうレースですよと言われて、まだ足がもげそうな中、シューズもシューズカバーもうまく履けずに、とりあえず自転車にまたがって発走ラインにつきました。
そこからの記憶は曖昧で、ただレースについていくことしかできない疲労状態でした。

梅川風子 UMEKAWA Fuko, RKD, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

こんなハードな中で必要なのはやっぱりタフさ。
ケイリンはガールズケイリンをやっていますし思い入れがあるだけに、しぶとい戦いをしたいと思っていました。
ですが思うように体が動かず、思ったようにレースも運べず、個人的に悔しい結果となってしまいました。

個人としてはダメでしたが、日本としては「レース本番の日が大好き、レース大好き佐藤みな」が本当に強いレースをしていましたし、いい刺激をもらいました。

佐藤水菜 SATO Mina, RKD, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

レース大好き佐藤水菜

レースの振り返りはこんな感じ!
弾丸旅すぎてカナダらしいご飯はひとつも食べれませんでした。
(ドーナツとかだから食べないほうがいいけど笑)

毎食ごはんを炊いて、たくさん仕込んだ真空パックのおかずを持って味噌汁飲んでレースにいきました。

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お陰様で体調はばっちり!成績は悔しい!なネーションズカップでしたが、沢山の感情が動いたり、人としても選手としてもいい経験ができた旅でした。

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