4日間ぶっ続け、生き残りをかけたサバイバルレース ふ〜こらむ Vol.12
2022.08.07
チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.12をお届けします!今回は7月28日から31日にかけて行われた「ジャパントラックカップ」を振り返っていただきました。選手目線からの「生々しい」レポートです。
梅川風子プロフィール

短距離種目選手。2017年デビューの東京112期。幼少期からスピードスケートを行なっており、大学時代には全日本学生選手権で優勝した実力の持ち主。
前回(Vol.11)はこちらから
生々しく語ります

みなさん今週もお疲れ様でした。
また来週も頑張りすぎず頑張っていきましょうね!
さてさて、今日のコラムは終わったばかりのジャパントラックカップについて生々しく話していきたいと思います。
私もこの大会に出ることになるまでよく分からなかったんですが、この大会に出ることで、世界選手権やらネーションズカップやらに出場するためのポイントが貰えるわけです。
このポイントがないと、大きい大会は出れないわけですねぇ。

しかもこの大会は、2つの大会が続けて行われます。私みたいなアマちゃんからすると「4日間ぶっ続け、生き残りをかけたサバイバルレース」って大会名にしてくださいって感じの超鉄人レース……
「いや、うん、いいよ……トレーニングの一環的な考えで……」と思っていましたが、今まで生きてきた中で絶対に「1番」って言える、ハードな4日間を過ごすことになりました。
だって結果4日間で18本走ることになるのだから。。
4日間ぶっ続け、生き残りをかけたサバイバルレース

1日目スプリント8本、優勝
2日目のケイリン2本、4位
3日目スプリント6本、3位
4日目ケイリン2本、2位
なんかスプリントとケイリンの比率おかしくね?!って思うんですけどこれが競技なんですよねぇ。
1日あたりの本数自体は、世界選手権やネーションズカップでも勝ち上がっていけば走る本数です。
ただこれを続けて4日間やるのはどうにもこうにも……(ずっと文句言ってる笑)
鍵となる「覚悟力」

スプリント力だけでは絶対に勝てないですし、回復力と、「覚悟力」みたいなものも鍵になると勉強になりました。
この「覚悟力」って目に見えない精神的なもので言葉にするのも難しいのですが、キツくなってきてからどう勝負にでるかという戦いを、まず自分としなければならない事でした。

スプリントは一対一の勝負ですが、身体がキツくなってきてからはひたすら自分との勝負です。
「絶対に心を折れさせてはいけない」と思って勝負に出るのですが、その身体の辛さから何度も心が折れかけます。
「やれるの?やるしかないでしょ!何のために今までやってきたの?諦めんの?やりなよ!やったところで死なないよ、いつか終わるよ、でもビビって終わるなよ、自分の選んだ道でしょ」という感じでひたすら自分とお喋りしてます(笑)

でもそのセルフトークは多分全員しているのが伝わってくるし、自分だけが辛いのではなく対戦相手も同じように辛いのだと悟ることが大切なのだと、過酷なスプリント対戦から学びました。

18戦どの戦いも過酷でした。
でもこの鉄人レースを乗り越えて一回り成長したいと思いましたし、競技をやる上で必要不可欠な力だとやっている最中から感じました。
そして現地で観戦に来てくださった方、ありがとうございます。
レースの時たくさんの声が聞こえると本当に励みになりました。
梅川は見た!ナショナルチームメンバー観察記
では、最後に今回のレースで観察できた方々をご紹介します(笑)
寺崎浩平

寺崎浩平
スプリント前には小さな目がガンガンにキマッて戦闘モード爆発
長迫よしたく

長迫吉拓
ちょっとレース前集中しすぎてて安易に話しかけれない(笑)
きえぽん、つやか

古山稀絵 内野艶和
とりあえずレース前とか関係なくずっと喋ってて和やか。
小原佑太

小原佑太
ビニール袋常備しながら吐きながらウォーミングアップ(熱中症に耐え続けてた)
新田祐大

今回はジュニア中石湊選手のサポート役として参加
掛け声世界一でかい
サトミナ

佐藤水菜
レース間爆睡、梅干し爆食い

って感じのジャパントラックカップでした。
来週はファン投票で選んでいただいたアルテミス賞を走ります!
感謝の気持ちで走りたいと思いますので西武園競輪場に遊びに来てください。
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梅川風子Instagramにて、選手への質問を募集中です!
@umekawafuko



