「収穫を、世界の舞台で活かしたい」内野艶和が振り返る『2022全日本トラック選手権』/チーム楽天Kドリームス定点観測
2022.09.13
2022年8月26〜29日に伊豆ベロドロームにて開催された『第91回2022全日本トラック選手権』。チーム楽天Kドリームスから出場の内野艶和選手は、オムニアムで3位、スクラッチで2位という結果を残しました。
選手たちの「今」をお届けする「定点観測インタビュー」。内野選手に、世界戦を前に開催された全日本トラック選手権で出場したレースを振り返っていただきました。
レースだからこそ学べる、新しい気づき

Q:今回のレース、まずはオムニアムを振り返っていかがでしたか?
3人という少ない人数でのイレギュラーなレースで、わたしも正直どう戦っていいかわからなくて。とりあえずジャパントラックカップの改善を活かそうと思ったんですけど、展開も想定外でした。
Q:レース中、積極的な動きが多いなと感じました。
それは一つ改善できたと思う点です。相手のペースに持ち込まれないよう、自分から仕掛けたりアタックをすることができました。

Q:世界選手権を控えていますが、全日本トラックではどのような収穫がありましたか?
今回は思い切って自分から、新しい挑戦をできたレースだったなと思います。学んだことと言えば、テクニックや体力なども大事ですが、やはり“頭を使ってレースをする”のが大事だということです。
Q:出場選手の中でも、振り返りなどの時間を設けた?
レース後に、振り返りを少ししました。トップの選手は、ポイント数を計算して、俯瞰してレースを展開していたと言っていました。追う側のわたしは、粘りに粘ったんですけど、最後に差されて……まだまだですね。
次回、世界へ。今の自分の力を最大限に発揮して

Q:チームメイトがライバルでしたが、内野選手から見た、古山稀絵選手の強みは?
わたしの苦手なポイントでもある、“ずっと走り続けること”が得意な稀絵さん。千切れて(集団から離れて)は戻って来て、そのままラップ(1周追い抜き)を決めてしまったり。長く同じ強度で走り続けられることは、強いなと思いました。
Q:スクラッチは2位という結果でしたが、手応えはありましたか?
スプリント勝負になることはわかっていたし、全力を出してもがいてはみたんですけど、最後にしっかり合わされましたね。先に前に出ないとダメだなと思ってたのですが……まずは前に出れるスピード・瞬発力が欲しいです。
実力の差を見せつけられました。練習で得られることとレースを通して学べることは違うので、今の環境に感謝しながら、次のレースに繋げていきたいです。
Q:ファンイベントの開催もありましたが、有観客でのレースはいかがでしたか?
応援の方たちがいることでレース自体も盛り上がりますし、自分たちも力をもらえるので、観に来てくださって嬉しいです。

ロード練前の艶和選手のガッツポーズ
Q:世界選手権まであと1ヶ月ほどですが、どんなお気持ちですか?
焦りはありますけど……毎日「世界選手権のために」と常に考えるようになってるかなと思います。ネーションズカップなどの国際大会で叩きのめされたことで恐怖もあるのですが、そうなりたくないという気持ちがすごく強いです。
ただ引きずられるために、こんな練習をしているわけではないので、しっかり得点を獲れるように。今はひたすら、課されるメニューをこなすだけではなく、意識しながら練習するようにはなっています。
Q:最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます!次の大会は世界選手権なので、今まで学んだことを活かして自分の最大限の力を発揮して頑張りたいと思います。また、応援よろしくお願いします。
インタビュー番外編
Q:前回、短距離の選手陣にはお伺いしたんですが、試合前のルーティンや決まり事はありますか?
意識はしてなかったんですけど、靴は右から履いてます!
Q:伊豆のおすすめスポットはありますか?

風景の写真はたくさん撮りますよ!ロードで行った先とか、ふとカメラに収めることが多いです。この写真とか……沼津市にある戸田ですね。よく走りますが、青が映える景色がおすすめです。



