
【イベントレポート】2023全日本トラック「チーム楽天Kドリームス 応援バスツアー」に潜入!
2023.05.16
2023年5月12日〜15日に伊豆ベロドロームにて行われた『2023全日本選手権トラック』。本大会3日目となる5月14日(日)、チーム楽天Kドリームスを日頃から応援してくださる方々に向けた『チーム楽天Kドリームス 応援バスツアー』が実施されました。
本ツアーの参加者には伊豆ベロドロームでのレース観戦に加え、「JIK 日本競輪選手養成所 施設見学ツアー」にも特別招待!1日の様子をレポートします。
「JIK 日本競輪選手養成所」に特別招待
今回の応援バスツアーでは伊豆ベロドロームに隣接する「JIK 日本競輪選手養成所」の施設見学ツアーも実施。
一般に公開されることが少ない、日本唯一の競輪選手養成機関です。
養成所へ到着するとJIKの職員がお出迎え。多くの方にお集まりいただいたので、今回は2グループに分かれて見学ツアーが実施されました。
座学に励む校舎
まずは養成所の校舎を散策。養成所では自転車トレーニングの他にも、競技規則やスポーツ医学など、様々な座学も行われます。
普段候補生たちが机に向かって色々な知識を身につけている教室を覗いたり、廊下に飾られている卒業生たちの写真をスマホや自前のカメラでパシャリ。
入所式や卒業式などが催される講堂にも入場。
最後は視聴覚室へ。候補生全員が一緒に授業を受けられる大きな教室です。
この視聴覚室で待ち構えていたのは日本競輪選手養成所の所長、瀧澤正光さん。競輪のグランドスラム達成者でもあるレジェンドです。
サプライズで、参加者のみなさまに所長から記念品が贈呈されました。
参加者の中には一緒に写真を撮ったり、サインをもらっている方も。最後は瀧澤所長も一緒に記念写真を撮影しました。
もがく候補生の姿が見える?
校舎の次は、自転車を扱って実習を行う施設に移動。最初に訪れたのは自転車やヘルメットがぎっしりと格納される「自転車格納庫」。
逆さまに並ぶ大量の自転車は、おそらくほとんどの参加者にとって初めて見る光景だったでしょう。
自転車整備室には自転車の整備技術を学ぶための工具・機械などが揃っています。
そして最後は、「養成所と言えばこの風景」という方も多いでしょう、屋内ローラー練習場です。
いまにも高速回転するローラーの音が聞こえてきそう……チーム楽天Kドリームス所属の競輪選手たちも、このような場所で修練を積んできました。
バンクウォークざんまい
屋内施設を見学を終えた一行は、競走練習などを行う3つのバンクへ移動します。
移動中は養成所が本当に山奥にあることを実感する景色も見ることができました。
最初に向かったバンクは「333mピスト」。
次は雨天・少し距離があることもあり、バスから「1kmサーキット」を見学しながら、「JKA400」に向かいます。
日本で最も多い1周400mのバンク。周長が長くなり、一気に広大さが感じられます。
最後に訪れたのは「JKA400」のすぐ横にある「JKA250」。
国内2つ目の”1周250mかつ板張りの屋内バンク”として、2019年にオープンしたこの施設。
客席もなく、主にトレーニング用途で使用される施設のため、一般公開の機会もほぼありません。貴重なひとときを過ごしていただきました。
ついに伊豆ベロドロームへ
約1時間半ほどの「JIK 日本競輪選手養成所 施設見学ツアー」を終えた一行は、『2023全日本選手権トラック』が開催中の伊豆ベロドロームに到着。
チーム楽天Kドリームスのオリジナル応援ハリセンを片手に、レースを観戦いただきました。
バスツアー当日(5月14日)には、チーム楽天Kドリームスに所属する全選手がレースに出走。
バスツアー参加者専用シートの前を高速で駆け抜け、レース後には手を振ったり、チームフラッグを掲げて歓声に応えました。
チームオリジナルグッズも販売
『2023全日本選手権トラック』開催中は、チーム楽天Kドリームスのオリジナルグッズも販売。
たくさんの方にご購入いただきました。応援ムードを高める一助になったでしょうか?
またレースの合間には選手がチーム楽天Kドリームスブースにやってきて、お客様と直にお話しする機会も。
当初は佐藤水菜・梅川風子選手のみ予定していたのですが、中野慎詞・太田海也・山﨑賢人選手も急遽参入することに。事前告知なしの突発グリーティングとなりましたが、たくさんの方に足を運んでいただきました。
それ以外の時間でも、実は客席・ブース付近に選手がいるタイミングもちらほら……お客様と選手との距離が近いことが「現場」の魅力でもあります。
レース終了後にはチーム所属選手たちがサプライズでツアー参加者専用シートに集まり、サインや写真撮影などのファンサービスを行いました。
最後に記念写真を撮って、あとは帰りのバスへ。盛りだくさんの1日が終了しました。
改めまして、応援バスツアーにご参加いただいた皆様、そして中継などで応援いただいた皆様、ありがとうございました。皆様の記憶に残る、特別な1日になっていたら幸いです。これからも選手・チームの応援をよろしくお願いいたします!