取手競輪 選手インタビュー

2017年02月16日~2017年02月19日 選手インタビュー

2017年2月3日時点の記事です。

第32回全日本選抜競輪

平原 康多【埼玉/87期/SS】

取り戻した自分の走り

平原 康多

 昨年は全日本の失格から歯車が狂いだした。その後も相次ぐ落車で『らしさ』を見せられず。しかし、後半から猛チャージをかけると、競輪祭でタイトルを奪取。怒涛の日々を乗り越えて、17年は新年から好走を誓う。
 「去年は前半戦ダメだったので、今年は前半戦から飛ばしたい。今は迷いもないし、方向性も決まってる」
 強い気持ちで臨んだ初戦の立川記念では、決勝で出し切れずに終わるも1113着とオール確定板入り。そして、続く地元大宮記念は無傷で制覇と最高の滑り出しを見せた。
 「(大宮を制覇して)良いスタートが切れましたね。今年はちゃんと一戦、一戦自分の走りを見せたいです。去年はそれが見せられなかったので。気を抜かないように」
 ここまで8戦7勝。そして、3連対率は100パーセントとその実力をまざまざと見せつけている。強さ戻った平原が、集中力を最大限に研ぎ澄まし今年最初のG1に臨む。

武田 豊樹【茨城/88期/SS】

地元の牙城を守る

武田 豊樹

 「長いシーズンだった」と振り返る16年は年頭の和歌山記念の初日にいきなり落車。そこから成績不振に陥ったが、後半戦に入って復調。11月の競輪祭の決勝で平原康多の2着に入ると、年末の立川グランプリでも準Vと好走した。
 「(昨年は)番手戦が多くて、目標次第になるので、数字はよくなかった。落車も多かったし、ファンの人には申しわけなかったです。厳しい戦いが続いたんですけど、学ぶことも多かったので、それを力に変えていきたいですね」
 今年も和歌山記念からのスタート。決勝進出を逃したが、「初日は久しぶりの自力で負けはしたけど、感触は悪くなかった。力だけで行った感じで反省点はある」とさらなる高みを目指して、試行錯誤を重ねている。
 「今度は全日本選抜があるので、そこを目標に頑張ります」。1月松山記念は欠場したが、初めて迎える地元のG1に照準を絞って、完璧な状態に仕上げる。主役の座は誰にも譲らない。

渡邉 一成【福島/88期/SS】

地元記念Vで大きな弾み

渡邉 一成

 大宮記念を6928着。17年、SS班としてまさかの船出となった。
 「追い込んだ状態で臨んだんですけど、あそこまでダメだとは…。本当に迷惑を掛けたし、あれは失敗中の失敗でした」
 思うような結果を残せず、SS班の責任を痛感。地元の平記念を迎えた。
 「大宮が悪すぎたんで、このまま悪い方向にいってしまうんじゃないか。そういう不安があって、初日は緊張しました。初日に感触をつかめたことが、そのあとの勢いを生んだと思う」
 初日特選をカマシで押し切ると、準決も先行策を披露した。ファイナルは新山響平に付けて、番手まくりで地元記念を初制覇。大宮での不安を一掃した。
 「まだ正直、ここは道半ばというか(仕上げている)途中ではあった」
 このあとは競技で2月5日からインドで行われるアジア選手権に出場。過密スケジュールが待っている。
 「あっちでの過ごし方ですね。いい状態でいられればチャンスはある」
 初戴冠から一年、連覇への思いにブレはない。

新田 祐大【福島/90期/SS】

早い段階で決める

新田 祐大

 10月寛仁親王牌をのぞく6つのG1で決勝に進出し、6月高松宮記念杯で優勝。昨年も安定した成績を残したが、「いい意味でも悪い意味でも波がなかった」と新田は付け加える。
 「早い段階でG1を獲ってグランプリを決められたのはよかった。でも前半で(完全)燃焼した感じで、ひとつ獲った安心感もあったんでしょうね。後半は決勝でいい走りができなかった」
 複数のタイトルを獲れなかったことは反省点。「今年はそこを踏まえて、力とパフォーマンスを出せるように」。G1開幕戦から集中力を研ぎ澄ませる。
 年頭の立川記念を走ったあとは、ナショナルチームの合宿で全日本選抜までレースは走らない。レース勘を心配する声もあるが、「しっかり練習さえできればレース勘は変わらない」と新田は言い切る。
 「空いた期間ずっと練習できるし、いいコンディションで入れれば問題ない。そこを極めて、今年もタイトルを狙えるように。できれば今回決めたい」

稲垣 裕之【京都/86期/SS】

頑強な意志で戦いへ

稲垣 裕之

 2度目のS班となった稲垣。賞金でグランプリ出場を決めた前回とは違い、タイトルホルダーとして臨む17年は一層強い気持ちで戦う。
 「今年は去年とは違う気持ちで臨んでいます。去年もSSの責任感を感じて臨んだ1年だったけど、今年はタイトルホルダーとして自分にプレッシャーをかけて、さらに上を目指していきたい。去年以上に、責任を持って走りたい」
 その言葉通り、今年は立川、大宮と記念を連続優出。大宮の決勝ではV奪取こそならずも、中団外併走からまくって3着と力を出し切って確定板に上がった。
 「(大宮の決勝は)どっち(長島大介、竹内雄作)が先行でも4番手と思ってた。長島君はカマしに行くと思ったけど、動かなかったので(追い上げた)。中団外併走からでも行けると思っていました」
 昨年の全日本は優出も、決勝で失格の憂き目をみて鎖骨骨折。しかし、今年はその苦い思い出を払拭するに違いない。プレッシャーを力に変えて、熱い走りを見せる。

村上 義弘【京都/73期/SS】

GP覇者の重圧を力に

村上 義弘

 昨年は3月の名古屋ダービーを制覇。年末の立川グランプリを見事に制し、頂点を極めた。
 「毎年、一つ一つ歳をとっていますが、昨年は3つ、4つ歳をとったような体の疲労と精神的な疲労が重なったような状態の1年だったと思います。体が反応しないのが悩みのひとつではあったけど、トレーニングしてグランプリ前は体が反応してくれるようになった。自分の脚が太くなっているのが目に見えてわかった。グランプリはすべてがかみ合いました」
 コンディション作りに苦しみながらも年間を通して高いパフォーマンスを発揮。16年の最優秀選手に初めて選出された。
 チャンピオンユニフォームを身にまとって、新たな戦いがもう始まっている。初戦の和歌山記念は優勝こそ逃したが、まずまずのスタートを切った。
 「和歌山記念の後に風邪を引いたけど、体力を落とさないように乗ってました。これまで積み上げてきたものを一戦一戦、しっかり出していきます」

浅井 康太【三重/90期/SS】

悔しさをバネに進化を

浅井 康太

 昨年はGP覇者として、重圧を感じながら年間を通して高いレベルで安定していた。11月競輪祭の3日目に落車失格。ぶっつけ本番で臨んだ立川グランプリは3着に敗れたが、その悔しさをバネに、今年はさらなる進化を遂げる。
 「昨年の初めのころは、緊張感っていうのはそこまでなかったけど、負けることが少し多くなってから、1番車のプレッシャーをすごく感じました。いい経験ができたと思います」
 今年初戦の和歌山記念はオール連対の勝ち上がり。自力で強さを発揮した。
 「久しぶりに4日間、自力で力を出せたし、感触はよかったですね」
 続く松山記念は準決勝で敗退。最終日を欠場したが、状態面に不安はない。
 「2、3年前までは4月ぐらいから調子が上がったけど、(一昨年3月京王閣の)ダービーで初めて決勝に乗ってから冬場も走れる感じになってきました。強い状態を保っていれば常に勝てると思うし、ファンが納得するレースをしていきます」

原田 研太朗【徳島/98期/S1】

優出へムードは最高潮

原田 研太朗

 昨年はG1戦7大会中6大会で準決勝に進出。しかし、一度もファイナルの舞台に立つことはできなかった。「去年は準決勝の成績がよくなかった。戦法的にも展開待ちのところがあって厳しかったし、そこも変えていかないと」。しかも特選スタートした大会では全て優秀戦へと勝ち上がった。開催初日から上位陣と互角に渡り合っていただけに、優出ゼロは不本意でしかない。
 「準決勝まで勝ち上がって決勝に乗れてない。乗れたら、もうひとつモチベーションが上がると思うし、そこを意識して徐々に変えている。今は久々にバックも2ケタありますから」
 年末の広島、今年初戦の松山と記念を連覇。今年はG1でも戦えそうな手応えと気配はある。原田自身も「去年の後半から色々変えたり試したりしながらやった。今の感じが一番いいのかな」と胸を張る。「(昨年)後半からのイメージでいけたら楽しみ」。あとはきっかけひとつ。準決勝の壁を越えた先に初タイトルが待っている。

岩津 裕介【岡山/87期/SS】

ようやく状態が上向く

岩津 裕介

 昨年8月の松戸オールスターで初タイトルを獲得したが、結果とは裏腹に昨年後半戦はなかなか状態を上げることができず苦しい時期が続いた。グランプリ前、最後の実戦となった競輪祭でも思うような走りができなかったが、「じっくり体の調整と練習ができたんで」。1カ月の準備期間で立て直しに成功。グランプリ、そして年が明けてからも岩津本来のさばきと切れが戻ってきた。
 「だいぶ上向きになってきました。立川を2本(グランプリ、記念)走ったときに感触がよくなってると思ったし、今は戦える手応えが戻っている」
 今年は立川、松山と年頭から記念を連続優出。「ちょっとチャンスがなかったですね」と松山の決勝を振り返ったが、その決勝には中四国で5名が勝ち上がるなど地区的にも活気が出はじめている。「戦える感じはあるし、あとはトレーニングですね。(全日本選抜は)優勝目指して、優勝を狙えるように頑張りたい」。岩津にとって久々に不安なく臨めるG1になりそうだ。

芦澤 大輔【茨城/90期/S1】

地元で納得できる勝負を

芦澤 大輔

 11年ダービーでの初出場から30回目のG1となった昨年11月の競輪祭で、初めて決勝の舞台を踏んだ。
 「流れで乗らせてもらっただけですね。もっともっと凌いで乗れるようにならないと。やっぱり最後は自分との勝負だと思うし、平原にしても武田さんもそうやっての結果だから。そういう人たちを身近で見てるんで。自分もそうやって勝負すれば、負けても勝っても納得ですから」
 さらなる高みへ、芦澤が己との戦いを強調する。新車を投入した平記念では5411着と連勝で締めた。
 「新車に関しては、求めていた感触に近かったんで良かった。去年の下半期はマッチしている感じがなかったんで」
 昨年のモヤモヤを払しょくして好感触を得た芦澤が、地元の大一番を迎える。
 「自分にとってはちょうどいい時の地元のG1だった。決勝を競輪祭で経験させてもらったんで場慣れもした。あとは状況判断をしっかりして勝ち上がれるように。まずは自分に納得いく勝負がしたい」

郡司 浩平【神奈川/99期/S1】

平塚GPへの始まり

郡司 浩平

 大きな飛躍を予感させる記念初制覇で幕を開けた昨年は、その後7つG1にフル参戦。6月の高松宮記念杯ではビッグ初優出を遂げ、2着で表彰台にあがった。
 「去年は一年を通して初めてフルにG1に出られた。出なきゃG1優勝の権利はないんで、まず出ないことにはと思っていたけど。いまはもう一歩先、出て勝つことが求められていると思う」
 8月には地元の小田原記念も制し、押しも押されもしない神奈川のエースにまで成長。南関地区を引っ張っていく。
 「今年は平塚でグランプリがあるんで、そこへのモチベーションが高い」
 6年ぶりに平塚でのグランプリ開催。そこに照準を合わせる郡司は、立川記念2843着に続き、平塚F1を211着。
 「レーススタイルに迷いがなくってきて、(成績が)安定してきた。優勝した平塚も収穫はあった。自分のレースができている」
 確かな手ごたえをつかんでる郡司が、ここから夢舞台へと駆けあがる。

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