豊橋競輪 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2020年02月08日~2020年02月11日 シリーズ展望・記者の推しメン情報

2020年2月6日時点の記事です。

第35回全日本選抜競輪

 いよいよ20年のG1戦線の幕が開く。第35回全日本選抜競輪が豊橋競輪場において2月8日~11日の日程で開催される。トラック自転車競技シーズンのため脇本雄太、新田祐大は不在ながら、新S班が今年初めて一堂に会する。他にも浅井康太、諸橋愛、原田研太朗らの強豪が参戦。新年の流れを占う意味でも目が離せないシリーズだ。KEIRINグランプリ2020の出場権を真っ先に獲得するのは果たして誰なのか。

20年G1戦線の開幕戦

松浦 悠士
清水 裕友
佐藤 慎太郎

 今年の記念開催は1月26日までに4開催が行われた。優勝者は立川=清水裕友、和歌山=松浦悠士、大宮=平原康多、いわき平=山崎芳仁。S班が3開催を制しており、昨年のベストナインが貫禄を示している状況だ。今年も勢いを持続しているのなら、地力上位のS班を重視するのが自然だろう。
 中四国勢の充実ぶりは目を見張る。競輪祭の決勝でワンツーを決めた松浦、清水はともに今年は記念Vと最高のスタートを切った。原田研太朗をはじめ強力な自力型がそろっていて、勝ち上がり戦から有利にレースを進められそうだ。松浦は1月和歌山記念では豪快なまくりで優勝したように、自力攻撃の破壊力には素晴らしいものがある。自力でも強い松浦が頼りになる目標に付けるとなれば、優位に立つのは間違いない。昨年の競輪祭に続きG1連覇は十分だ。1月平記念はやや動きが重く、決勝を外した清水だが、最終日は接触して大きくバランスを崩す不利がありながら、態勢を立て直すと上がり11秒3の快速まくりで前団を飲み込んだ。やはり2年連続でS班を張っているのは伊達ではない。念願のG1初Vを達成するか。スピードの切れには素晴らしいものがある原田研太朗も怖い。今年は1月小松島で完全V、同月和歌山記念1191着と勝ち星を量産している。
 平原康多は輪界を代表するオールラウンダーらしく今年も安定プレーを演じている。1月立川記念4212着、同月大宮記念5111着と連対率は75%と高い。全日本選抜は2013年、2017年と2Vを飾っている相性のいい大会。今の調子なら3V目を達成する場面も大いにありそうだ。
 昨年はグランプリを制覇して賞金王に輝いた佐藤慎太郎は、今年も相変わらず堅実な走りを披露している。1月和歌山記念5325着、同月平記念4112着と成績をまとめている。好位置キープに成功すれば連食い込みも。
 中部勢は地元の吉田敏洋、S班常連だった実力者の浅井康太らに期待がかかる。昨年12月以降はF1戦ばかりとは言え、ここ2カ月間の吉田の連対率は8割超。地元のG1に向けて仕上げに抜かりはない。浅井は1月平の準決で落車したが、再乗したので軽傷で済んだか。
 昨年の覇者・中川誠一郎は今年初戦の1月大宮記念7169着。まだエンジンがかかり切っていない印象だった。連覇を達成するためにはもう少し調子を上げておきたい。 
 初のS班となった郡司浩平は、1月立川記念の準決で落車し鎖骨を骨折。多難なスタートとなったが、練習は再開していて全日本選抜から復帰の予定。どこまで調子を戻せるかが浮沈の鍵だ。

第35回全日本選抜競輪

守澤 太志【秋田/96期/S1】

 12月広島記念2217着あたりから素晴らしい伸びを披露している。同月小倉112着、1月四日市511着、同月大宮記念1128着と素晴らしい成績だ。今の伸びならG1大会でも好勝負が期待できる。

鈴木 竜士【茨城/107期/S1】

 自力主体の競走に変わりはないが、組み立てには幅を持たせている。レースの流れに応じて機敏な立ち回りから好位を狙う競走が板に付いてきた。1月平記念5225着の動きは良好でG1大会初優参もあるか。

吉田 拓矢【茨城/107期/S1】

 昨年は競輪祭でG1大会2回目の決勝進出を果たした。その後は優勝に手が届いていないものの、グレードを問わず準決では連を外していない。安定感が出てきたのは地力強化されている証しだろう。

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