2023年05月23日時点の記事です。
山口拳矢が日本選手権でGⅠ初優勝。ダービー王の称号を得て勢いに乗り全プロ参戦。山口追走の浅井康太も意地を見せる。浅井は4月地元四日市のGⅢ万博協賛競輪で優勝。
昨年のグランプリ王者、脇本雄太がやっぱり決めるか。平塚ダービーは決勝こそ不発に終わったが、二次予選と準決勝は圧巻の強さ。今年はここまで3度の記念競輪V。腰痛不安も抱えるが、東京五輪に向けて鍛えた脚力は別格。古性優作はその脇本を抜いて2月GⅠ全日本選抜を制覇。今年のGP一番乗りを果たした。S班両者の後位は、稲川翔と東口善朋で鉄壁の近畿ラインだ。
新山響平はS級S班の本領発揮へ。平塚ダービーの準決勝は打鐘前から突っ張り先行。そのレースで新山を抜いたのが佐藤慎太郎だ。道中は眞杉匠を好ブロック。グランドスラマー新田祐大は柔軟さが出てきた。今年は1月立川と4月高知の両記念で優勝。北日本からは成田和也の突っ込みも。
3月ウィナーズカップで優勝の松浦悠士。決勝は古性―脇本の並びに切り込んだ。全プロ記念は相性がよく2020、21年の覇者。当地富山は昨年夏の記念競輪Vで好相性だ。清水裕友は無念の平塚ダービー準V。決勝は犬伏湧也の番手から発進するも、山口拳矢に優勝をさらわれた。それでも賞金上積みで勝負はここから。四国の香川雄介と小倉竜二が中国勢に喰らい付く。
南関といえば郡司浩平だがダービーの落車で今回欠場。これによって深谷知広に注目が集まる。1月大宮記念V。その後も存在感を示している。岩本俊介と和田健太郎の千葉コンビも力あり一発こわい。
関東は活きのいい眞杉匠と吉田拓矢が中心。行きっぷりなら眞杉で、吉田はSS復帰へ奮走中だ。自力もある吉澤純平は恵まれる場面。諸橋愛の車券も押さえておきたい。
策を練る九州勢。昨年の荒井崇博は最後までGPの座を争った。45歳ながら今年も好調持続。追い込みの中本匠栄は新境地を開く。
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