OK、フーコ!ハロンってなに?ふ〜こらむ vol.25
2023.02.19
チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.25をお届けします。今回のテーマは「ハロン」。スプリントの予選として行われる200mフライングタイムトライアルの、意外に深い世界を解説していただきました!
梅川風子プロフィール

元・全日本学生選手権優勝のスピードスケーター。現在はチームスプリント第1走としてのトレーニングに専念しているが、国際大会(2022ジャパントラックカップⅠ)スプリント優勝の実績も持つ。カメラを向けられるとよく舌を出す。
前回(Vol.24)はこちらから
OK、フーコ!ハロンってなに?

いよいよネーションズカップインドネシア大会が始まります。
意気込みなどはこのコラムや、このチームサイトなんかでも分かっていただけると思うので、今日はスプリント予選で行われるハロン(フライング200m)について……
「OK!Google ハロンってなに?」って聞いたら
ハロン(furlong)はイギリスで使用されている距離を示す用語。 日本では1ハロン=200メートルに換算する。
ですって。
知らんかった〜
確かに200mタイムトライアルだもんね!
200m、ダッシュ力かつ持久力

「ハロン」は自転車としての要素満載な種目。
簡単にいうと【ダッシュ力】と【持久力】両方を試される種目です。
200mって短距離と思われがちなんですけど、実質にもがき苦しむ距離は500mくらいあります。
え?500mで持久力?笑
だって、ハロンってものすごい重たいギヤを、助走含めたら30秒以上踏むのよ……
だから持久力って言っていいよね?笑
だめ?
でもね、難しいんですハロンって。
すっごい簡単に説明したら「ダッシュと持久力、両方の競技」って言いたくなっちゃうんです。
いかに「自分」と向き合うか
「とはいえまあ、500mくらいならいけるか」って思えそうなところなんですが、そうでもありません。
平坦の500mなら「余裕でいけるわ!」ってなるんですけど、ハロンはバンクの上を走り回ってからタイム計測線に向かってかけ下ろすので、上りとか下りをすごーーく上手に走らなければなりません。
助走の段階でマックス近くのスピードまで上げてからの、お尻あげてダッシュをかける……自転車フラフラで、不安定さ極まりない状況!
これが大変。

あと選手によって助走を始めるタイミングって違うので、他の人のハロンを見てもあまり参考にならないこともあります。
私も競技を始めた頃、ハロンを測ったらポッといいタイムが出たのですが、自分がどういう助走の走り方をしたか理解できておらず、1年以上そのベストタイムを超えることができませんでした。
その年は落車が多かった1年だったこともありますが、ハロンはいかに自分を理解して走るのが大切なのか思い知らされました。
ハロンの先生(太田)りゆちゃん曰く、ハロンは「欲を出さず淡々とやるの!人のかけ方とか関係ないの!」って。
はい……!
なのでハロンは淡々とやる事を心がけております。
スプリント予選は「自己満足」
ほんでほんで
ハロンのタイムで次のスプリント1回戦(16分の1とか8分の1とかややこしいやつね)の組み合わせが決まるので、仮に前日のチームスプリントでどんなに体がしんどくても、命を削ってでもタイムを出したい種目なわけです。
あと単純に選手としてのステータス欲しさな種目でもありますね(笑)
ちなみに私はハロン嫌い!で苦手です!笑
最後に、人から聞いた言葉で
チームスプリントは「やるだけ」
スプリント予選は「自己満足」
スプリント対戦は「挑戦と我慢」
ケイリンは「度胸」
いい言葉!

ちょっと短いけど今回はここまで!
私たちは月曜日からインドネシアに行ってきます!
2、3日向こうで走ってからレースです。
頑張ってきます。
コラム読んでるみんなも応援してね!!!
またチームのみんなの色々観察してくるから、
楽しみにしててね!!
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