32歳、目まぐるしい挑戦がまた始まる/ふ〜こらむ vol.31
2023.05.21
チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.31をお届けします。5月15日に終わったばかりの『2023全日本選手権トラック』、特に新たなメンバーを迎えたチームスプリントについてについて語っていただきました。
梅川風子プロフィール

元・全日本学生選手権優勝のスピードスケーター。チームスプリント第1走としてのトレーニングに専念する一方で、国際大会(2022ジャパントラックカップⅠ)スプリント優勝の実績も持つ。2023ネーションズカップ第1戦ではケイリンで銅メダル獲得!
前回(Vol.30)はこちらから
エキシビジョンで出たチームスプリント
全日本選手権で伊豆ベロドロームまで観戦にきてくださったみなさんありがとうございました!
YouTube配信もあったので観てくれた方もいたかな?
まだの人はアーカイブで観れるので
「にじいろ競輪TV」で検索してみてくださいね(^^)
出た種目は4種目もあったのですが、エキシビジョンで出たチームスプリントについて振り返ろうかな〜って思います!
このコラムを書き始めた時からチームスプリントについては長々と話してきていたので……

今回エキシビション(順位の残る種目としての参加ではないけれど、タイムは公式のものとして認可される)として走ることになったチームスプリントは、新しいメンバーを迎えて「どこまで2走選手が良いパフォーマンスや車間のとり方、タイムなどを出せるか」のテストのようなものも兼ねていました。

写真:選手提供
新しいメンバーはBMX出身の酒井亜樹ちゃん。
トラック自転車には乗ったことのないアキちゃんでしたが、伊豆で一緒にトレーニングするようになって2ヶ月ほどが経過し、経験値を積むだけでなくしっかりトレーニングを吸収していて、その成長スピードは恐ろしいくらい速いです。
本当に今後が楽しみなアキちゃんですが、温かく見守ってください(誰目線 笑)
プレッシャーは人それぞれだと思いますが、伸び伸び自転車やってほしいな、というのが私からみたアキちゃんです。

BMX怖くない?って聞いたら、一斉に全員でスタート切った時、ヨッシャやるぞ!ってなるみたいな事言ってました。
なるほど、ニコニコしてても心はしっかり勝負師なのね(^^)
全員頭がハテナ、の抜き打ちチームスプリント

さて、今回のテストと言ってもこれは抜き打ちテストみたいなもので……(笑)
全日本直前にいきなりチームスプリントを走る事が決まって、全員頭がハテナ(笑)
逆に言えば、全員がチームスプリントのトレーニングをつめないままぶっつけ本番でテストをする事になり、もしかしたらここで全て決まる(チームスプリントとしてオリンピックを目指すのか目指さないのか)可能性もあったので、結構キツかったのが正直なところですね。

ずっと1走(スターター)としてトレーニングを積んできた私ですが、ここまで1走として思うようなタイムを出すことはできていませんでした。
結果が残せない時間は苦しい時間でしたし、チーム競技であるが故に責任も感じていました。
責任ばかりを感じずに走ってほしいと自分以外のチームメイトに対しては思うのに、自分へは厳しい言葉ばかりかけてしまうのがわたしの良くないところです。。
こういう気持ち、結構あるあるじゃないですか?
人に対してと自分に対して同じ言葉をかけてあげればいいだけなんですけど、わかっていても難しいんですよねー(*_*)
「あ、、終わったわ」と思った
1走としてアキちゃんがトレーニングに参加するようになり、私は1走の役割をほぼ終えました。
トレーニングも通常のトレーニングに戻りました。
今回のレースは結果的に2人の2走を試して、どんなパフォーマンスになるかというテストだったわけですが、私の組では日本新は出せず、もう片方のチームでは日本新が出て、「あ、、終わったわ」って思いました。

梅川はエキシビションAチームの2走として出走。2走のみ太田りゆ選手にチェンジしたエキシビションBチームが日本記録を出した
でも、まあ抜き打ちだったこともありまして?かは分かりませんが、
まだ「もう少し2走をどうするかを探りたい」と全ての答えは出さずに、今は私を2走として試す可能性も探りつつ、「チームとしてどうやれば1番速く3周周ってこれるのか」の試行錯誤中、という形です。
32歳、目まぐるしく挑戦する日々

1走として結果を残してこれなかったのは悔しいですが、アキちゃんというニューフェイスが加わってチームスプリントとしての未来がすごく明るくなってると思うし、私自身は1走で伸びきれなかったプレッシャーみたいなものからは今は解放されて、今までの経験が2走に繋げられるようアジア選手権にむけてやるしかないと思っています。
とにかくベストは、チームが1番速く3周を走ってくることなので、私がその仕事にふさわしいかどうか、自分自身で挑戦していかなければなりません!
我ながらこのスポーツをして32歳って結構いい歳なんですが、でもまだまだ目まぐるしく挑戦ばかりする毎日です……(笑)
チームスプリント以外の個人種目は全部3位で、あまりパッとしない結果でしたが、トレーニングが通常に戻って、少しずつ良くなってきている感じはします。
来月のアジア選手権でどの種目を走るかはまだ未定ですが、毎日悔いのないよう過ごします!

チームピットよりレポート
レースの話はおわり!
今回のKドリームスのチームピットでは
シンジ(中野慎詞)が隣の席だったので、めちゃくちゃ多いと噂のルーティーンのひとつご紹介。

中野慎詞
その一、靴をめっちゃ揃える(笑)

きっちり揃えられた靴
あと、目を擦りまくる。
あと、家の布団をめちゃくちゃ綺麗に畳む。
あとはあんまり教えてくれなかったけど、ルーティーン減らす努力してるみたいです。
がんばれシンジ。。

あとはピットの中は補食と飲み物に溢れていますので少しご紹介。



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写真は整理整頓が大好きなサトミナ(佐藤水菜)です。

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選手への質問はこちらからどうぞ!梅川風子Instagram↓
@umekawafuko



