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ネーションズカップ第3戦 選手目線で見た「気になる選手・気になったレース」/ふ〜こらむ vol.51

2024.04.28

チーム楽天Kドリームス所属、梅川風子選手によるコラムVol.51をお届けします。短距離チームは参加しなかったネーションズカップ第3戦。選手目線で見た「気になる選手・気になったレース」をご紹介いただきました!

梅川風子プロフィール

2024ネーションズカップ第2戦 女子スプリント 梅川風子

元・全日本学生選手権優勝のスピードスケーター。競輪選手と自転車競技選手の二足のわらじを履きながら、パリオリンピック出場枠獲得を目指し奮闘中!

前回(Vol.50)はこちらから

短距離チームがネーションズカップ第3戦に出なかった理由

短距離チームはネーションズカップ第3戦カナダ大会に出場しなかったので、日本からのんびり中長距離の応援をしておりました。
「なんで短距離は行かなかったの?!」
って疑問もあるかと思いますが、理由は色々ございます!

ネーションズカップは3大会あるのですが、その結果を採用するのは3大会中2大会だけなので、(オリンピックポイントってやつ)
コーチが「この2個の成績で十分!」
と判断すれば、3個目の大会は無理して出なくていいんじゃない?って話になり、出場はスキップ。ほぼ毎年こういう流れになっています。

これに関しては短距離と中長距離とでは全然考え方が違うっぽいので、選手側からしても「え!中長距離はカナダいくんだ!」的な事が発生してました(笑)

「いいな〜」と思ったりもしたんですが、
「カナダは時差14時間?」「飛行機14時間?」「そして寒い?」「あー、みんな過酷……」って思いを馳せていましたよ。

梅川的 注目選手

エルレス・アンドリュース, ANDREWS Ellesse, NZL

エルレス・アンドリュース/ANDREWS Ellesse(ジュージーランド)

今回のカナダ大会で気になった選手は、woman’s KEIRINを制したニュージーランドのアンドリュース!

あとメキシコのダニエラゴンザレス!(名前の呼び方あってるかわからない笑)

ルス ダニエラ・ガシオラ ゴンザレス, GAXIOLA GONZALEZ Luz Daniela, MEX

ルス ダニエラ・ガシオラ ゴンザレス/GAXIOLA GONZALEZ Luz Daniela(MEX)

ダニエラゴンザレスは、もしかしたら日本の皆さんからしたらノーマークかもしれません。しかしめちゃくちゃ速くて、タフな印象がある選手です。

KEIRINよりSprintが得意な印象があり、ダッシュがピカイチで技術もあるしタフ!まあタフなのは全員なんですけど(笑)

200mフライングタイムトライアルとかチームスプリントとか、タイムを出す系はいつもピカイチ速くて、Sprintの駆け引きもめちゃ上手いなと思います。

今回はフルメンバーが揃ってない大会ながら、Sprint 3-4位決定戦でオランダのファンデルヴォウ選手にストレートで勝ってしまったのが、私の中では結構衝撃でした。

ルス ダニエラ・ガシオラ ゴンザレス, GAXIOLA GONZALEZ Luz Daniela, MEX, ヘッティ・ファンデルヴォウ, van de WOUW Hetty, NED, 女子スプリント 3位決定戦, WOMEN'S Sprint Final for Bronze, 2024トラックネーションズカップ ミルトン, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Milton, Canada

ヘッティ・ファンデルヴォウ/van de WOUW Hetty(オランダ)との3-4位決定戦

なので、どうなるかやっぱり分かりませんね勝負って(あたりまえ〜笑)

自分がこのレースで走るとしたら

エルレス・アンドリュース, ANDREWS Ellesse, NZL, ステフィー・ファンデルピート, van der PEET Steffie, NED, ローリン・ジェネスト, GENEST Lauriane, CAN, 女子ケイリン, WOMEN'S Keirin, 2024トラックネーションズカップ ミルトン, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Milton, Canada

女子ケイリン表彰台

アンドリュースはアデレード(第1戦)のスプリントで転倒してしまい、香港大会(第2戦)はお休みして今回(第3戦)の復帰レースに挑んでいます。KEIRINは優勝、Sprintは2位でした!

Sprintを見る限りでは「まだ本調子じゃないのかな?どうなんだろう?」という感じ。
彼女はKEIRINでは「先行一本ゴリ押し勝負!」をするところがあるので、Sprintで見た印象通りに本調子じゃないとすれば、今回は(いつもの戦法が)厳しそう……と思いましたが、いざ決勝戦では先行をしに行って、前に出たところで他の選手を出して、残り1周で柔軟に捲りに切り替えていたので「意外!」って感じがしました。

エルレス・アンドリュース, ANDREWS Ellesse, NZL, ステフィー・ファンデルピート, van der PEET Steffie, NED, ローリン・ジェネスト, GENEST Lauriane, CAN, ヘッティ・ファンデルヴォウ, van de WOUW Hetty, NED, マーサ・バヨナ, BAYONA PINEDA Martha, COL, マチルド・グロ, GROS Mathilde, FRA, 女子ケイリン 決勝 1-6, WOMEN'S Keirin Final 1-6, 2024トラックネーションズカップ ミルトン, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Milton, Canada

決勝にはグロちゃん(マチルド・グロ/フランス)もいましたが、彼女も先行意識が高めの選手。「全員が意識して早めに前に動く」と考えると、やっぱりアンドリュースにとって動きやすい展開になるんだなと感じました。

女子KEIRIN決勝戦のレース映像▼
世界チャンピオンの証「アルカンシェル(白地に虹色のジャージ)」をまとうのがアンドリュース選手

この中で自分がレースをしてると考えた場合、やっぱり潜在意識が邪魔で負けるなと感じます。「ここだ」と思ったら行く、0.01秒の判断だよなぁ……と見ててしみじみ感じました。
もしアンドリュースの後ろを取れたとして、動かないで流れ込んでしまったら(着は大事ではあるので、一概に何とも言えないところはありますが)、1着を取るってことにはならないんですよね。本当それって意味ないんですよね……
最終コーナーでアンドリュースの横並ばないと差せないもん、絶対!笑

走っている以上、仕掛けるポイントが自動的に来る事もあれば、しっかりタイミングを自分で作りだして仕掛ける事だってできます。それがレース中にできるのが1番なんだよなぁとボヤボヤ呟いてました(笑)

走ってる目線と見てる目線は全然違うので、あくまで私の何となく感じた事を書いてみました!
間違ってたらごめんね!アンドリュースとダニエラゴンザレス!笑

実家の猫に塩対応される

長野

そんなネーションズカップの最中、私は久々に故郷・長野県に帰っていました!
飼い猫のゴマはヨボヨボすぎてシャッターチャンスがありませんでしたが、きなこは随分と豊かな体になられました。

きなこちゃん

まじ「だれお前?」って顔されましたが。

修善寺ライド

こちらは修善寺ライドの際の一コマ

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梅川風子Instagram↓

@umekawafuko

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過去のレース結果、これから行われる大会情報は特設ページでチェック↓

road to PARIS

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